第1の哨戒 1943年7月 - 8月
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「ポンポン (潜水艦)」の記事における「第1の哨戒 1943年7月 - 8月」の解説
7月10日、ポンポンはビスマルク諸島、トラック諸島およびカロリン諸島方面に向かった。7月16日、日本海軍の潜水艦がポンポンに向けて2本の魚雷を発射したが、両方ともポンポンの前方を通過した。トラック沖での哨戒では僚艦と共に偵察ラインを形成し、日本艦隊の動向を監視してソロモン諸島方面で戦闘を続けている第7艦隊の作戦支援を行った。7月25日、ポンポンは北緯02度46分 東経148度35分 / 北緯2.767度 東経148.583度 / 2.767; 148.583のマヌス島北北東約560キロの水域で第2323船団を発見し、スコールをかわして追跡した末に、夕刻にいたって魚雷を4本ずつ二度にわたって発射。魚雷は陸軍輸送船ていむず丸(川崎汽船、5,871トン)に命中してこれを撃沈し、特設運送船金泉丸(朝鮮郵船、3,081トン)にも魚雷を2本命中させ船体の前部をもぎ取ったが、金泉丸は沈没を免れた。護衛艦は攻撃回避に精一杯であり、ポンポンは易々と立ち去った。8月22日、ポンポンは43日間の行動を終えてブリスベンに帰投した。
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