神崎家とその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 03:31 UTC 版)
「Dr.リンにきいてみて!」の記事における「神崎家とその関係者」の解説
神崎 餃子(かんざき こうみ) 明鈴の兄である大学生で、アズサの彼氏。Dr.リンのホームページを運営に一躍買っている。見た目は眼鏡をかけた好青年であるが、結構短気な性格でもあり、自身に不都合なことがあると青筋を立てたり、イライラする描写が散見される。自身の名前から、あだ名が「ギョーザ」であることに不満を抱いている。 中盤で本作の黒幕である闇の王であることが判明し、同時に神崎家とは血のつながりがないことも明かされた。自身の正体が明かされた後、明鈴を使って闇に染めようとしたが、明鈴によって失敗。 原作では最終決戦後に闇の王としての力が封印され、入院生活を送りながらいつも通りの家族に戻ったものの、その代償として今までの記憶を失い言葉も話せなくなってしまい、医者からも「治るかどうかは分からない」と言われながらも明鈴からは治ることを願っている。アニメ版では野望が果たされたものの、その直前で神崎家に入った後の記憶が本物と見破った明鈴とアズサによって説得され、改心した。最終決戦後、自分が養子であろうと息子として受け入れてくれる家族に温かく送り出されながら家を出ると同時にアズサと共に旅立った。 神崎 月餅(かんざき げっぺい) 明鈴・餃子の祖父。本作のキーパーソン的な存在で、餃子の秘密を知る人物。 18年前、ある村で闇の力を持って生まれた餃子によって、その村は滅ぼされたことから、力のある風水師たちと共に赤子の餃子の闇の力を封印することに成功した。それ以降、その村で再び闇の力が目覚めないように餃子を自身の義理の孫として神崎家に引き取り、息子夫婦の炒と笑華と共に育て上げた。餃子を引き取ったのは自身の占いで光の巫女の力を持った明鈴が生まれてくると出たためであり、餃子の闇の力の封印が解けるのは時間の問題だったからである。その不安は現実のものとなり、明鈴に闇の王を倒すことを頼み込む。 終盤では天津と共に明鈴や飛鳥たち四神以外で唯一操られることなく、闇の王となった餃子の前に現れて餃子の思い出が刻まれた巻物を広げ、餃子の本当の気持ちを指摘し、「お前は闇にはなり切れない。お前の本当の心は、明鈴が誕生したときから光の世界で生きていたいと思っていた」、「闇の王として覚醒していながらも、かすかに芽生えた光の心を消せずにいた」、「最大の誤算は、明鈴を愛してしまったことだ」と説いた。 神崎 炒(かんざき しょう) 明鈴・餃子の父。月餅の息子。中年女性から人気を集める風水師。ダンディーだが軟派な性格で、若い女子学生からモテることを夢に見るが、怪しげな開運グッズも売っているため、家族からはあまり信用されていない。自分の娘が正体とは知らずにDr.リンに強い敵愾心を燃やしている。 中盤では餃子が闇の王と判明したことで、餃子の養父であると判明するが、実の息子同然に愛情を注いでいた。 神崎 笑華(かんざき えみか) 明鈴・餃子の母。元女子プロレスラーで、自宅で経営しているカフェ「アジアン・カフェ」を取り仕切り、手製のお茶やお菓子を振る舞っている。 中盤では餃子が闇の王と判明したことで、餃子の養母であると判明するが、夫と共に愛情を注いでいた。 黒沢 アズサ(くろさわ アズサ) 餃子の彼女である女子大生。中盤で明鈴の敵である闇の巫女の生まれ変わりであることが判明。それがきっかけで餃子と絶縁状態になる。 原作ではショートヘアーに変え、明鈴と反目したまま戦いを終焉しているが、アニメ版では明鈴が闇の王の攻撃から守ってくれたことで和解。餃子との最終決戦で明鈴と共闘し彼を改心させた。最終決戦後、神崎家を出た餃子と寄りを取り戻し、共に旅立った。 チャン・リンリン アニメオリジナルキャラクター。中国から風水修業にやってきた小学生で、年の割に比較的しっかり者。後に光の巫女に仕える麒麟の君として覚醒。飛鳥に一目惚れし、明鈴と口論になることもしばしば。現在は神崎家に居候中。太極拳を嗜んでいるが、跳び箱は苦手。 34話にてDr.リンの正体が明鈴であることをはじめて知り、それ以降町中で起こる事件を解決することに協力する。しかし、戦いの力を持っている明鈴や四神と異なり、自分には占いの力以外に特別な役に立つ力が無いことをコンプレックスに感じ始める。闇の王との戦いで、目の前で明鈴と飛鳥が闇の王に殺されるのを目の当たりにし酷く絶望してしまうが、その後光の巫女が現れ、麒麟の君として覚醒。明鈴と四神を復活させることに成功した。
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