神・女神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 01:17 UTC 版)
「とんでもスキルで異世界放浪メシ」の記事における「神・女神」の解説
神界に住む神々であり、女性であれば女神、男性であれば男神と呼ばれる。自ら見込んだ者に加護を与えて眷属とするが、それには百年程、間を空ける必要がある。普段は宮殿に籠り各々が地上を見守っており、それぞれの神々が偶に信託を告げている。非常に長寿だが不老ではない。文化レベルは地上とほぼ同様なのだが、ナイフは無い模様。ムコーダとは声のみで話している為、教会にある神像で見ただけで、ムコーダ自身は神々の顔を直接は知らない。例外としてルバノフ神という地上の人々によって勝手に創られた神がいるが、名前だけで神としては存在していない事が創造神のデミウルゴスによって世界中に暴露されている。 ニンリル 声 - 佐倉綾音 風の女神。スレンダー体型の絶世の美女。性格は気分屋で堪え性がなく計画性もない。加護を与えたフェルを通じてムコーダの力を知り、ムコーダに加護を与える代わりに貢ぎ物と称して甘味をたかり続けている。神々の内では年長であるが、他の神からはそれほど敬われてはいない。その言動や行動から、ムコーダは「駄女神」や「残念女神」と思っていたりする事がある。最近ではお菓子の食べ過ぎで太り気味だったが、創造神デミウルゴスに見付かって謹慎処分を受けた際に強制お菓子断ちをして痩せたが、再び甘味を受け取るようになったら太り始めた。 四大女神の中で信者の数は一番少ないがその分熱心的。ドラマCD版ではムコーダに『風の使徒』の称号を与えているが本人には断られている。 キシャール 土の女神。豊満な肉体を持つセクシーな美女。要領が良いお姉様タイプだがヒステリックな一面も持つ。ニンリルが貢ぎ物をたかっていたところを目撃し、それを他の女神に教えて次のお供えの際に乱入。ムコーダに土魔法に効果があるという加護を与え、代わりにお供え物として異世界の品を受け取るようになる。当初はニンリル同様に異世界の甘味を希望したが、後に異世界の美容品にハマっていく。豊穣と豊作の象徴なので四大女神の中で信者は最も多い。 アグニ 火の女神。健康的な色黒美女。体育会系で勝気な脳筋。キシャールに教えられてお供えの際に乱入。ムコーダに火魔法に効果があるという加護を与え、代わりにお供え物として異世界の品を受け取るようになる。当初は他の酒好きの神への露見を恐れて異世界の甘味を希望したが、後に異世界のビールにハマっていく。 ルサールカ 水の女神。無口な美幼女。物静かで理性的。キシャールに教えられてお供えの際に乱入。ムコーダに水魔法の適性がなかったため加護を与えられず、他の女神に泣きながらずるいと言った際にムコーダがスイを指名し適性もあった為加護を与え、代わりにお供え物として異世界の品を受け取るようになる。ニンリルと同様に異世界の甘味を希望し、主に洋菓子にハマっていく。他の神たちと違って計画的に消費していた為、謹慎期間中でも問題なく過ごしていた。密かな楽しみはスイの観察。 ヘファイストス 鍛冶神。男神。小柄な筋肉質の老人。アグニの酒の匂いを嗅ぎつけてお供えの際に乱入。スイに加護を与え、代わりにお供え物として異世界の品を受け取るようになる。主に度数の高い酒にハマっていく。ヴァハグンと協力してムコーダにスキルや対アンデッド用の国宝級魔道具『聖刻印』を与えた。 ヴァハグン 戦神。男神。精悍な大柄な男性。アグニの酒の匂いを嗅ぎつけてお供えの際に乱入。フェルとドラちゃんに加護を与え、代わりにお供え物として異世界の品を受け取るようになる。主に度数の高い酒にハマっていく。ヘファイストスと協力してムコーダにスキルや対アンデッド用の国宝級魔道具『聖刻印』を与えた。 デミウルゴス 創造神。男神。ムコーダが召喚された世界を司る最上神。上記6柱がムコーダからの供物を受け取るために集まっていたところを見つけ、以後ムコーダと接触するようになる。地球の神とは知己で、その縁で日本酒が好物であり、地球側のエンターテインメントもある程度は知っている。実は6柱には内密にムコーダのお供えを定期的に受け取っており、代わりに加護と褒美の神託を与えている。ただ、神託の内容は大雑把になっており、元日本人の遺産がある宝物の隠し場所を教えたが、その中に転移の魔道具があったのを知らなかったり、ゴン爺の事を詳しく教えずに、問題があったら言うように伝えたりしていた。ムコーダと共に召喚された3人も気に掛けており、大怪我を治療させる為に劣化版エリクサーを手に入れさせたりとアレコレしている。その一方で、この世界の人間に対してはほとんど接触することがなく、人間には地方の言い伝えがわずかにあるだけでほとんど知られていないが本人は気にしていない。地上の事は把握しており、ルバノフ教や帝国がやっている非道の行いも関知はしていた。
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