さんぎょう‐しんりがく〔サンゲフ‐〕【産業心理学】
産業・組織心理学
産業心理学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 21:46 UTC 版)
「ヒューゴー・ミュンスターバーグ」の記事における「産業心理学」の解説
1913年の著書『心理学と産業効率』において、仕事の単調さや倦怠、反対に注意を要する作業などといった問題について心理的社会的要因が労働効率に与える影響という観点から考察した。また、広告の効果についても分析し、経済心理学の将来の発展を準備した。仕事と労働者のミスマッチが労働効率悪化の最大の要因と考え、マッチングの成功によって労働者の満足だけでなく労働の質の維持や高い生産性も確保できるとした。 ミュンスターバーグはフレデリック・テイラーの称讃者であり、1913年には次のような手紙を書いている。「われわれの目標は新しい科学の概要を示すことです。新しい科学とは、現代的な実験心理学と経済学的問題と仲介することです。……〔産業心理学は〕経済学説とは独立した、……異論の余地のないものにならなくてはいけません」。
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