現行通貨
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旧世界フィリピン・ペソ(ピソ) : 当初は「1アメリカ・ドル=2ペソ」の固定相場が適用されていたが、フィリピン経済の低迷と対外債務の膨張、慢性的なインフレなどにより切り下げが相次ぐ。ただし、近隣諸国に比べ国外で働く出稼ぎ労働者の数が抜きん出て多く、彼らからの本国への外貨送金が振るわない国内経済・貿易取引を補完する程の影響力を持っているフィリピンでは外貨備蓄の逼迫が起きにくい為、ペソから外貨への交換に際しても特に厳しい制限は設けていない。 サハラ・ペセタ : アフリカ北西部の紛争地で旧スペイン植民地でもあった西サハラの「砂の壁」から東のサハラ・アラブ民主共和国政府(ポリサリオ戦線)側が実効統治している地域でのみ使用されている通貨(「壁」から西のモロッコ占領地区ではモロッコ・ディルハムが流通)。 南米アルゼンチン・ペソ : 1992年の1/10,000デノミでアウストラルより改称。 ウルグアイ・ペソ : 1993年のデノミと同時に1973年以前の呼称に復帰。 チリ・ペソ : 1975年の1/1000デノミでエスクードより改称。 コロンビア・ペソ : 慢性的なインフレで減価は目立つものの、独自単位として1810年に導入されて以来一度もデノミを経験していない通貨。 中米・カリブ海地域メキシコ・ペソ(新メキシコ・ペソ) : 通貨名称は19世紀から続くが、1993年に1/1000デノミされ現在に至る。デノミ当初は「新ペソ」(新メキシコ・ペソ)と称していたが、1996年にペソに戻された。 ドミニカ・ペソ : 長らくアメリカ・ドルと1対1の交換比率で連動していたが、後に変動相場制に移行( - 現在) 人民ペソ(キューバ):1959年の社会主義革命で対外的な交換性を喪失するまではアメリカ・ドルと連動関係にあった。
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現行通貨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 15:07 UTC 版)
オーストラリア・ドル バルバドス・ドル バハマ・ドル ベリーズ・ドル バミューダ・ドル ブルネイ・ドル カナダ・ドル クック諸島ドル ケイマン諸島ドル 東カリブ・ドル フィジー・ドル ガイアナ・ドル 香港ドル ジャマイカ・ドル リベリア・ドル ナミビア・ドル ニュージーランド・ドル シンガポール・ドル ソロモン諸島ドル スリナム・ドル ニュー台湾ドル ツバル・ドル トリニダード・トバゴ・ドル トンガ・ドル(パアンガ) アメリカ合衆国ドル RTGSドル またトンガの通貨パアンガはトンガ・ドルとも呼ばれ、マレーシアのリンギットはマレーシア・ドルとも呼ばれている。ハイチの通貨グールドでは5グールドで「ハイチ・ドル」という名称で言われるなど、価格表示にハイチ・ドルで表示されていた事も多かった。 このほか、国際的に認められていないシーランド公国の通貨である、シーランド・ドル(アメリカ・ドルと等価)やハット・リバー王国のハット・リバー・ドルなどが存在する。
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現行通貨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/03 12:33 UTC 版)
ポンドを通貨単位とする国および地域は以下の通りである。 イギリス - イギリス・ポンド(スターリング・ポンド、pound sterling、単にsterlingとも言う) エジプト - エジプト・ポンド レバノン - レバノン・ポンド シリア - シリア・ポンド スーダン - スーダン・ポンド 南スーダン - 南スーダン・ポンド 以下の地域で使用されるポンドは、イギリス・ポンドと同等の価値を持つ。 セントヘレナ - セントヘレナ・ポンド フォークランド諸島 - フォークランド諸島ポンド マン島 - マン島ポンド ジブラルタル - ジブラルタル・ポンド ガーンジー島 - ガーンジー・ポンド ジャージー島 - ジャージー・ポンド アイルランドでも、かつてはポンドを通貨単位としていた(アイルランド・ポンド)。アイルランドのポンドは「プント」ともいう。この通貨は1928年にSaorstát poundという名前で発行され、1979年までイギリス・ポンドと等価であった。アイルランドでは1999年にユーロに切り換えられた。また、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカでもかつてポンドを通貨単位としていた。マルタでは、1983年に通貨の名称をポンド(マルタ・ポンド)からマルタ・リラに変更し、さらにこれも2008年1月からユーロに切り替えられた。
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