現在鉄道博物館に展示されている車両
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「大宮総合車両センター」の記事における「現在鉄道博物館に展示されている車両」の解説
ED17 1(センター内保存時) ED17 1(鉄道博物館) ED4010(センター内での展示) ED4010(鉄道博物館) EF58 89(センター内保存時) EF58 89(鉄道博物館) DD13 1(センター内保存時) DD13 1(鉄道博物館) クモハ40074(センター内保存時) クモハ40074(鉄道博物館) ED17 1 1970年11月30日除籍。最終配置区:甲府機関区(現・廃止) イギリスから輸入された電気機関車を種車に1930年(昭和5年)に改造された車両。晩年は、身延線の貨物列車牽引に使用されていた。 除籍後、上記の機関区に保管されていたが、1972年4月に山梨県甲府市の舞鶴城址公園に搬入され静態保存されていた。 同公園の改修に伴い、1997年9月にJR東日本に引き取られた。同センターで現役時代の姿に整備復元され、2000年10月28日の一般公開時に展示された。 その後、同年から鉄道博物館へ譲渡された2007年まで毎年一般公開で展示された。 ED4010 1947年1月14日除籍。最終配置区:横川機関区(のちの横川運転区→現・廃止) 10号機が、1948年9月8日に東武鉄道へ譲渡。その後ED4002→ED602と改番され、日光軌道線で使用された。 1968年3月除籍。同年9月に譲渡先から寄贈され、同年10月14日に準鉄道記念物の指定を受けている。 1972年以降は、同じく準鉄道記念物指定のD51 187とともにセンター本所正門横に展示された後、2007年10月14日以降は鉄道博物館で展示保存されている。 EF58 89 1999年10月8日除籍。最終配置区:田端運転所 同年の一般公開時に、車体ブルー&前面下部クリーム塗装の標準塗装に塗りなおされた。 その後再び茶色塗装になり、2007年10月14日以降は鉄道博物館にて展示中。 DD13 1 1984年6月11日除籍。最終配置区:品川機関区(現・廃止)。 国鉄の入換機用ディーゼル機関車の標準型として製造されたDD13形のトップナンバー。 同センターで保存され、2007年5月の一般公開の後、鉄道博物館へ搬入された。 2017年3月18日に、館内リニューアルの第1弾として、本館北側の「野外車両展示スペース」を拡張し、同機はキハ11形と縦列に展示されている。 クモハ40074 2007年9月10日除籍。最終配置区:国府津車両センター 両運転台を備え、両妻面が半流線型の車両。一度国鉄分割民営化直前の1987年3月31日に除籍されていたが、1988年に車籍復活した。 クモハ40054と同様に国府津電車区に在籍していたが、前述の事故の影響で、この車両もブレーキの多重系統化ができないことから本線上を走行できなくなったため、当センターで保管された。 車籍を残したまま何度か一般公開時に展示された。2007年5月26日の一般公開の後、鉄道博物館へ搬入された。 クハ103-713 2005年11月22日除籍。最終配置区:京葉車両センター 元京葉車両センター302編成の先頭車で、センター北の解体線跡に留置されていた。 2006年5月の一般公開で展示後、翌年に車体を半分に切断されたうえで鉄道博物館内に搬入され、館内の「ラーニングゾーン」1Fの「駅構内ラボ」にて駅構内の業務体験に使用された。 2017年4月27日に「ラーニングゾーン」1Fが「キッズプラザ」・「キッズカフェ」にリニューアルされ、同車は車体全体を白く塗られ、過去首都圏で走行していた各線のラインカラーの水玉模様を配したカラフルなデザインに塗り替えられた。
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