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獣になれない私たち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/05/17 04:35 UTC 版)

『獣になれない私たち』（けものになれないわたしたち）は、日本の連続ドラマ。野木亜紀子脚本によるオリジナル作品である。略称は、『けもなれ』^[1]。

脚注

注釈

^ 第3話。古巣の監査法人の先輩から監査の応援を頼まれ、応援に駆け付けている。
^ 第8話。恒星の福島の実家の取り壊し工事の報告書の宛先より。晶のアパートと同じ文京区根津見坂に事務所がある。
^ 第3話。古巣の監査法人の先輩である堀田に在籍中の仕事ぶりを評価されており、事務所を畳んで戻ってくるようオファーをかけられている。
^ 第2話。監査で財務状況が良かった会社の社長が経費でフェラーリを購入しようかと口にした際、実態が私用なら経費にできないと忠告している。
^ 第1話。呉羽にふられたことを、自分は先が短いので愛する彼女を手放したと体裁を保つため晶にでたらめな説明をしている。
^ 第3話。恒星の兄・陽太に対する評価。
^ 第9話。税務申告書には東京都港区の「株式会社オネスティコンサルティング」と書かれている。
^ 第3話。恒星は300万円の報酬で不正な税務申告を依頼され、「どうしましょうね」と言って難色を示し、300万円が入った封筒をごみ箱に捨てている。
^ 第2話。噂を聞きつけた中小企業のオーナー社長・勝俣が恒星の事務所を訪ねてきた。
^ 第2話。晶がいつもとイメージが異なる服装で「5tap」に来店しても、店長の斎藤が指摘するまで全く気付かなかった。
^ 第1話。過去に「5tap」の開店1周年記念パーティーで泥酔して晶を「一発お手合わせしませんか？」と誘い、後日そのことを覚えておらず、再び晶を口説き事務所に連れ帰ろうとして、軽薄なため両方断られている。
^ 「5tap」の開店1周年記念パーティーで泥酔し晶を口説いて断られると、違う女性を口説いて事務所に連れ帰っている。
^ 第6話。呉羽の店に来店してフィッティングルームで着替えていたところ、呉羽が晶に話しているのを偶然聞いてしまう。
^ 第1話。母の千春に晶を顔合わせさせる際、兄と妹に関して言及している。
^ 第3話。京谷は妹は小笠原に住んでいると言及している。
^ 第2話。京谷と交際に至るまでの回想シーンで、「またバイトを辞めた」と晶が当時交際していた早乙女真司という男性が仕事が長続きしないことを京谷に愚痴っている。
^ 第5話。京谷はマンションを出る際、朱里を愛せなかったことを謝罪している。
^ 第8話。晶と朱里は混乱して京谷が2度見していた様子を二人で笑っている。
^ 第4話。河原貴代子という同僚女性が陰口を言っていなければその会社を辞めていなかったと、仕事を辞めた原因をその女性のせいにしている。
^ 第7話。京谷は飲食店での昼食時、朱里は家族との折り合いが悪く、実家に戻ることもできなかったと橋爪に説明している。
^ 第2話。京谷が朱里に引っ越しを促した際、4年前に双方が納得して別れたことを言及している。
^ 第2話。京谷から物件情報と1か月分の家賃の肩代わりを提示された上、来月までに引っ越して真面目に仕事を探すよう促されている。
^ 第3話。物を投げられると部屋が破壊されるのでそれを回避するため京谷は晶のアパートに避難している。
^ 第3話。仕事で疲れている晶の体調を気遣って千春が京谷の宅配便に同封していた健康飲料（柚酢）をネットオークションに出品して売り捌く。
^ 第3話。「引っ越すにしてもペット可の物件探し直さなきゃね」と言って京谷を困らせる。
^ 第5話。ペットを飼育しだしたことでペットOKの引っ越し先の物件情報を集め直さなくてはならいと京谷が困っていた様子を晶は朱里に説明している。
^ 第8話。面接で九十九が離席後、晶に京谷と破局したことを聞かされ、時期を訪ねた際、「2週間くらい前」と回答されている。
^ 第1話～第2話では書類の不備で会社を登記できおらず、第3話で店舗のオープン準備中の描写を挟み、第4話にて店舗のオープンイベントを開催している。
^ 第4話。自身でモデルを務めモデル代を節約しようとして、所属する事務所からモデル代の支払を求められ騒動となり、その事務所を辞めている。
^ 第1話。会社設立手続の書類より。書類は旧姓の「澤」で作成されており、恒星から「橘」に修正する必要があると指摘されている。
^ 第4話。京谷が浮気するような男であれば、所詮、その程度の男だったと晶が京谷を見捨てる切っ掛けになるだろうと、京谷を誘惑している。
^ 第9話。カイジとの結婚後、結婚の半年前に超人気バンドVBのボーカル･YAMAと関係をもったことを週刊誌に蒸し返されている。
^ 第9話。呉羽を訴えていた所属していたモデル事務所とカイジの会社の提携が解消された途端に記事が出回ったので、呉羽はモデル事務所の嫌がらせと思っている。
^ 最終話。子宮摘出で子供が産めなくなったことを気にしていた呉羽をカイジは「何も変わっていない」と慰め、受け入れてくれたことに感激して、呉羽からカイジにプロポーズしたと晶に説明している。
^ 最終話。謝罪会見の態度からネットユーザーたちからは、呉羽は反省していないと評価されている。
^ 第2話。付き合いたいということではなく、活力になる存在を持ちたいと言っている。松任谷曰く「女神効果」。
^ 第5話で残業中の会話の様子から松任谷にツクモを辞めようとしていることを感づかれ、第6話で他の社員がいる前で松任谷に転職先を探していることを暴露され狼狽している。
^ 第8話。ただし、2倍の提示なら心が揺らぐと言ったため、間髪入れず九十九から突っ込まれている。
^ 第3話。佐久間は九十九の頭の回転の速さをCPUに例えており、常人がシングルコアなら九十九はトリプルコアと分析する一方、本人に於いてはそれが不幸でもあり、その影響で九十九の側近は長続きしないと晶に発言している。
^ 第3話。晶の代わりの人材が見つからないことと、晶以外が段取りをすると士気が低下して発生する機会損失、社長の自分が段取りをすることの費用対効果を理由に晶の訴えに真面に取り合おうとしない。
^ 第5話。残業中の佐久間と松任谷の会話から、佐久間が転職を意識していることや、松任谷に勤務意欲がなく「ぬるま湯」気分で会社に来ていることを知り、会社が立ちいかなくなるのではないかと動揺している。
^ 多くの社員は監視に耐えられず一斉に有給休暇を取るが、晶と佐久間からは社長のせっかちな性格からじっくり監視カメラを確認するはずがないと看破され、松任谷はカメラの前で踊っても注意されることがなかったため監視されていないと気付き始める。
^ 第9話。出張で宿泊するホテルは禁煙ルームのみと晶が社長秘書に任命された朱里に引き継いでいる。
^ 第2話。晶の送別会の別れ際に「九十九は仕事ができる奴だから安心して」と旧知の仲をうかがえる発言をして晶を送り出している。
^ 第4話。開発中の軽井沢の物件と道の駅とのコラボのため、京谷を経由して晶にツクモでのECサイト制作の話を持ち掛けようとしている。
^ 第3話。冬の2月に京谷は同居人のせいで電気代がかかり、同居人に注意したと筧に話したのに、同居人のふりをして話を合わせた晶は夏に冷房をつけっ放しで家を出て京谷に怒られたと説明している。
^ 第7話。筧の恋愛観に対して、松任谷から女性蔑視的傾向を指摘され徹底的に非難されている。
^ 第3話。東京の興信所に陽太を捜索してもらう際の手掛かりとする資料に彼の生年月日が書かれている。
^ 第8話。人のいい陽太は従業員を切ることができず、会社の運営資金に困り自転車操業の末、会社を倒産させている。
^ 第3話。恒星の話によると「5tap」の1周年記念パーティーの日に失踪している。
^ 第8話。不起訴になったことを伏せられた状態で恒星に警察庁へ行くと嘘をつかれ、タクシーで妻子のいる埼玉に送り届けられる。
^ 第3話。陽太の知人が東京で彼を目撃した情報が母・奈保子に伝わっており、手紙には今年の6月に新宿区西新宿で彼が目撃されたことが書かれている。
^ 第3話。亮一は奈保子が恒星でなく、なぜ自分に陽太の捜索依頼を頼んできたのか不思議に思い、その確認の目的もあり恒星の事務所を訪問している。
^ 第1話。晶は京谷から、母親に返信すると延々終わらないので相手をしなくていいと言われている。
^ 第3話。千春の地元・福井の知人が千春が描いたと思われる魚を擬人化した特徴的なキャラクター（へしこマン）がケースに描かれている柚酢がオークションに出品されているのを発見し、そのことを彼女に教えてくれた。
^ 第3話。宅配業者に確認して、配達人が花井を名乗る女性（朱里）に荷物を渡したことを突き止めている。
^ 第1話。別れた彼女（朱里）は好きになれなかったと京谷に言及している。
^ 第9話。
^ 第9話。京谷がまだ朱里と付き合っていた4年前に倒れて病院に搬送されており、その際、京谷は千春に病院で朱里を引き合わせていることが言及されている。
^ 第5話。独身時代の回想シーンで千春にアプローチするため勤務先「相模プラント」の設計士の肩書が書かれた名刺を渡している。
^ 第3話。日中、京谷の兄夫婦は不在で、克巳の介護をする千春と自宅で過ごしている。
^ 第3話。拓馬と文美が千春のいないところで「（克巳が）施設に入ればみんな幸せになれる」と話しているのを聞いており、子供心に悪気なく千春に質問している。
^ 第8話。晶と陽太が店を訪れラーメンを食べている。
^ 第2話で呉羽は「いい匂い」、晶は「無臭」、第7話で朱里は「草っぽ〜い大自然の香り」がすると三郎は言っている。
^ 第2話。粉飾決算の書類への捺印を懇願する勝俣を事務所から連れ出すよう恒星に命令され、勝俣を羽田埠頭まで拉致した。
^ 最終話。「雷々軒」のある建物に社宅があり、ネットカフェ生活でウサギを飼えない朱里から「たっちん」を預かっていた。
^ なお、「たっちん」役のウサギはドラマ撮影終了後、演者の一ノ瀬が実生活で引き取り飼うことになった。「けもなれ」三郎＆たっちんが本当の家族にファンから「嬉しい報告」「うるっときた」と反響殺到（2018年12月25日）、モデルプレス、2018年12月25日閲覧。
^ 第5話。京谷が恒星を殴る様子を見て卒倒してしまう。
^ 第5話。斎藤が「5tap」を住宅街に開店した理由を語っている。
^ 第3話。回想シーンで2年前、恒星の兄・陽太が失踪した日に開店1周年記念パーティーが開かれていることから、開店したのは物語開始の3年前。
^ 第6話。呉羽がメタモルポセスの広告で自分がモデルを務めたが、モデル代を事務所に支払わなかったことが契約に違反していた。
^ 第6話で堀田が調査した時点では、モデル事務所が訴えを取り下げたか理由は不明であったが、第9話でカイジの会社とモデル事務所が提携関係にあったことが判明しており、そのことが理由であったことがうかがえる。

出典

^ “新垣結衣&松田龍平主演『けもなれ』初回視聴率は11.5%”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年10月11日) 2018年10月15日閲覧。
^ ^a ^b “新垣結衣と松田龍平のW主演ドラマが10月スタート、脚本は「逃げ恥」野木亜紀子”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2018年8月14日). https://natalie.mu/eiga/news/295266 2018年8月15日閲覧。
^ 第1話。千春への自己紹介より。
^ 第2話。アパートの更新書類より。文京区根津見坂という架空の住所。
^ 第2話。
^ 第9話。佐久間の推測では晶に営業活動に注力させることで業績を上げ、佐久間をはじめとするツクモを辞めそうなSEたちを引き留めるための給料アップを狙っての発令。
^ 第7話。相模湾の海岸での晶と京谷の別れのシーンより。
^ ^a ^b 第8話。恒星の福島の実家の取り壊し工事の報告書より。
^ ^a ^b ^c “田中圭、水10ドラマで新垣結衣の恋人役黒木華&菊地凛子ら新キャスト発表”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年9月13日) 2018年9月13日閲覧。
^ 第3話。母の千春が京谷に送った宅配便の宛先より。
^ 第7話。橋爪との昼食時の会話より。
^ ^a ^b 第5話。
^ 第7話。ツクモへ送信した履歴書の生年月日より。
^ 第8話。
^ 第9話。朱里は千春の突然のマンションへの来訪に、晶のアパートに避難していた成り行きから、そのまま晶のアパートに寝泊まりしていたが、情報漏洩で会社が騒ぎになっていることを知ると、連絡を絶ち晶のアパートから逃げるように出て行ってしまう。
^ 第1話。住民票より。
^ ^a ^b 第8話。カイジと呉羽の極秘結婚をスクープした記事のゲラ刷りでの紹介より。
^ 最終話。
^ 第3話。呉羽と晶の会話より。
^ 第2話。無断欠勤を続ける上野の様子を伺いに彼の住むアパートを訪れた晶と上野との会話より。
^ 第7話。松任谷の自己弁護より。
^ 第1話。
^ 第7話。京谷と晶の会話より。
^ 第6話。橋爪は九十九は大学時代の後輩だと発言している。
^ ^a ^b 第6話。
^ 公式サイトの第4話ストーリー紹介より。
^ 第3話。
^ 第4話。
^ 第8話。運転免許証の記載内容より。
^ 第3話。恒星と叔父・亮一との会話より。
^ 第3話。恒星の母が亮一に送った手紙の宛先より。
^ 第9話。5tapでの晶たちとの会話より。
^ 第3話。千春が京谷に送った宅配便の送り主住所より。
^ 第7話。何年も前からケアマネジャーとの相談や毎年のカンファレンスを通じ、千春は克巳を自宅で看取る覚悟を1人で背負ってきたと晶は拓馬たちに訴える。
^ 第5話。千春と克巳の馴れ初めを描いた回想シーンより。
^ 第3話。孫の凛人に対する千春の説明より。話もできず、食事もとれない状態で、呼吸する力すら弱っている。
^ ^a ^b 第7話。
^ 第8話。「5tap」での京谷と晶の会話より。
^ 第6話。「5tap」で晶たちに自己紹介した際に佐賀出身と言及している。
^ 公式サイトの第1話ストーリー紹介より。
^ “八嶋智人、『けもなれ』で全力土下座松田龍平は「静けさの中に熱さがある」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年10月10日) 2018年10月10日閲覧。
^ 第9話。大熊は川島の架空取引の記録を残していた。
^ “あいみょん、新垣結衣＆松田龍平主演ドラマ「獣になれない私たち」主題歌担当”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年9月20日). https://natalie.mu/music/news/300361 2018年9月22日閲覧。
^ “ビッケブランカが新垣結衣＆松田龍平主演ドラマ挿入歌書き下ろし、ニューアルバム詳細決定”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年9月27日). https://natalie.mu/music/news/301311 2018年9月27日閲覧。
^ “獣になれない私たち”. あらすじ. ザテレビジョン. 2018年11月29日閲覧。
^ 該当各日『読売新聞』テレビ欄
^ “ガッキー主演「獣になれない私たち」最終回視聴率は8.3%…前回から1.2ポイント増でフィニッシュ”. スポーツ報知. (2018年12月13日) 2018年12月13日閲覧。