恒星の親族
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根元陽太(ねもと ようた)〈35〉 演 - 安井順平(第3話・第8話)(小学生時代:坂田響) 恒星の兄。福島県双葉郡出身。住民票上はさいたま市在住。昭和58年8月10日生まれ。 2年前、東日本大震災から派生した事故による風評被害を切っ掛けに父から受け継いだ海産物の加工工場を倒産させてしまい、会社の運営資金で借りた金の解決を弟の恒星に助けられたことでプライドが傷つけられ、妻と娘を残し自ら行方を眩ませている。 失踪中は都内の日雇いの現場を転々として暮らし、妻と娘のために家賃を仕送りし続けていたが、ケンカに巻き込まれ右腕をケガをして働けなくり、食事をする金に困窮して夜間泥酔して居眠りしていたサラリーマンの財布から現金を抜き取った現場を巡回中の警察官に目撃され、窃盗罪で逮捕されてしまう。その後、不起訴となり、恒星の計らいで埼玉の妻子の元へ送り届けられ、離婚を切り出していた妻との和解を果たす。 根元真美(ねもと まみ) 演 - 加茂美穂子(第8話) 陽太の妻。陽太が逮捕された際、恒星が電話で連絡を取ったが、陽太が失踪したことで愛想をつかし、家賃の送金はいいので離婚届を送って欲しいとつれない態度をとっていたものの、恒星の計らいで陽太と再会した際には号泣し、娘と共に彼に抱擁して和解を果たす。 陽太の娘 演 - 飯尾夢奏(第8話) 陽太の娘。恒星の計らいで陽太と再会した際には彼に駆け寄って喜んでいる。 根元亮一(ねもと りょういち) 演 - 大河内浩(第3話・第8話) 恒星の父方の叔父。所沢市在住。 恒星の母・奈保子から行方を眩ませた兄・陽太を探してほしいと手紙で頼まれており、そのことを恒星に伝えるため彼の事務所を訪れる。恒星からは、兄がいなくなったのは彼の意思で、家族としてその意思を尊重したいことと、叔父は亡くなった父の弟というだけで母とは関係ないので、母からの依頼は無視してよいと言われる。 後日、陽太が窃盗罪で逮捕された際、身元引受人として警察に呼ばれるが家に受験を控えた子供がいるため恒星に連絡をとり、陽太の身元を恒星に預ける。
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