瀬戸大橋関連とは? わかりやすく解説

瀬戸大橋関連

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 10:20 UTC 版)

一本列島」の記事における「瀬戸大橋関連」の解説

瀬戸大橋を挟む宇野線茶屋町駅から予讃線当時予讃本線)の宇多津駅の間31.0 km本四備讃線として開業茶屋町駅 - 児島駅間は瀬戸大橋博開催合わせて3月20日先行開業)し、前後線区挟んだ岡山駅 - 高松駅間に「瀬戸大橋線」の愛称与えられた。なおこの段階で宇高連絡船航路自体廃止されず、1990年平成2年3月まで急行便両岸住民便宜図って設定されていた。 これによって新設され旅客列車下記の通り寝台特急列車瀬戸」:東京駅 - 高松駅間(現サンライズ瀬戸昼行特急列車しおかぜ」(5往復):岡山駅 - 松山駅宇和島駅昼行特急列車南風」(3往復):岡山駅 - 高知駅中村駅 昼行特急列車うずしお」(1往復):岡山駅 - 徳島駅 昼行快速列車マリンライナー」(18往復):岡山駅 - 高松駅 その他普通列車 四国管内においても、かなり大規模なダイヤ改正となり、「しおかぜ」・「南風」が岡山方面への特急列車移行した関係で高松駅発着特急列車は「いしづち」・「しまんと」に愛称名変更した。また高徳線では急行「むろと」、「阿波」が特急うずしお」に格上げされた。予讃線土讃線急行列車に関して一部列車存続したが、大幅に特急列車格上げされた。 なお瀬戸大橋線開業直前4月1日には、中村線土佐くろしお鉄道中村線)に移管された。

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一本列島」の記事における「瀬戸大橋関連」の解説

瀬戸大橋開業する前、道路はともかく鉄道利用客少ないだろう予測されていた。しかし実際に開業してみると、道路の方は通行料の高さが災いして宇高航路などを引き続き利用するドライバー多かったことから予測半分交通量しかなかったのに対し鉄道盛況で「マリンライナー」の毎時1本を2本に増発しなければならなくなるほどになった瀬戸大橋経由する岡山高松間は、連絡船への乗り換え時間含めて約2時間かかっていたもの1時間以下に短縮された。特に海峡挟んだ児島坂出の間はわずか15分結ばれ東京・横浜間より近い距離となった。 この結果瀬戸大橋開通周辺の各都市間を完全に通勤通学可能な区間とし、通常の買い物にも気軽に渡って対岸ショッピングセンター利用するようになった。また以前から宇高連絡船宇野線乗り継いで通学するものはいたものの、開通によって近くなったことで、通勤・通学客が増加しており、岡山県から四国への通勤・通学客は1985年687人から2005年に2,447人に、四国から岡山県への通勤・通学客は1985年の1,037人から2005年に2,287人といずれも大幅に増加している 。瀬戸大橋線には前述のように特急列車以外にも多数快速列車普通列車設定され結果地域の足として定着することになった一方1998年平成10年)に明石海峡大橋開通し四国から京阪神地区への所要時間同大経由する高速バス乗用車利用した方が大幅に短縮される例が生まれたために、中長距離客の一部瀬戸大橋利用からのシフト起こったその結果瀬戸大橋線利用旅客数減少傾向にある。その状況対応するため、JR四国JR西日本両社それぞれ2003年マリンライナー」に新型車両5000系223系5000番台導入している。一方で瀬戸大橋鉄道部中央部分設備用意されている四国横断新幹線については、実現目処がまだ立っていない。

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