ようぞん‐さんそ【溶存酸素】
溶存酸素
→DODO(溶存酸素)
DOとはDissolved Oxygenの略称で,水中に溶けている酸素量のことをいいます。溶解量を左右するのは水温,気圧,塩分で,汚れの程度によっても変化します。汚染度の高い水中では,消費される酸素の量が多いので溶存酸素量は少なくなります。きれいな水ほど酸素は多く含まれ,水温が急激に上昇したり,藻類が著しく繁殖するときには過飽和となります。溶存酸素は水の自浄作用や水中の生物にとって不可欠のものです。
水に係る環境基準…河川AA域,A域7.5mg/L以上,B域,C域5.0mg/L以上 等
溶存酸素(DO) (ようぞんさんそ)
DO…溶存酸素(Dissolved Oxygen)
ようぞんさんそ 溶存酸素 dissolved oxygen
溶存酸素
溶存酸素(ようぞんさんそ)
溶存酸素(DO)
溶存酸素量
(溶存酸素 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 13:23 UTC 版)
溶存酸素量(ようぞんさんそりょう、Dissolved Oxygen。略語:DO)とは、採取された水に、どれだけの濃度で酸素が溶存しているかということである。水域における水質の指標として用いられ、溶存酸素量が高いほど、水質は良好とされる。溶解酸素量(ようかいさんそりょう)とも呼ばれる。単位は、従来は、ppmが主に用いられていたが、最近では、mg/L が多用されている。
- ^ a b 宮尾孝、梅田振一郎、髙谷祐介、永井直樹 (2013). “溶存酸素量測定の高精度化”. 測候時報 80 (特別): S150 .
- ^ 藤井 哲雄 『基礎からわかる金属腐食』 p.2、p.37、p.38 日刊工業新聞社 2011年2月25日発行 ISBN 978-4-526-06616-0
- ^ 藤井 哲雄 『基礎からわかる金属腐食』 p.14、p.58、p.73 日刊工業新聞社 2011年2月25日発行 ISBN 978-4-526-06616-0
溶存酸素(μg/L)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:12 UTC 版)
半導体製造の高精度化に伴い、酸化被膜への影響と生菌の増殖を抑制するため、厳密にゼロを要求される。酸素は空気中に大量に存在するため、設備のメンテナンスはもちろん、サンプリング操作ですら汚染源となりうる。
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