活動と評価
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八木は、愛媛県師範学校の教諭を約20年にわたって務め、多くの教員を育てた。特に理科教育において優秀な教員を養成するとともに、愛媛県理科教育研究会長として愛媛県の理科教育に大きく貢献した。 研究者としては、植物分類学に関して多くの研究成果を発表し、愛媛県における植物分類学の基礎を築いたと評価されている。海藻学の分野では日本国外にまでその名が知られている。特にオキチモズクの発見者として有名であり、発見地である愛媛県東温市のお吉泉周辺は「オキチモズク発生地」として国の天然記念物に指定されている。八木はそれ以外にも多くの海藻類の新種やツバキカンザクラ・ミョウショウジといったサクラの品種を発見している。主な著書に『伊予の海藻目録』『愛媛県植物誌』『愛媛県動物誌』『伊予の椿図譜』『伊予の桜図譜』『伊予の花ごよみ』『伊予の万葉植物』などがある。 愛媛県の生物学の権威として30年以上に渡って文化財保護にも携わり、愛媛県文化財保護委員長も務めた。愛媛県内で国や県の指定を受けている天然記念物のほとんどは、八木が調査をおこなって指定に努めたものである。こうした功績が評価されて、1960年(昭和35年)に文部省文化財保護委員会賞を受賞している。 また、愛媛県における植物研究と理科教育に対する長年の貢献に対して、1952年(昭和27年)10月には愛媛県教育文化賞を、1974年(昭和49年)には愛媛県功労賞を受賞している。
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活動と評価
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「マリオン・ジマー・ブラッドリー」の記事における「活動と評価」の解説
歴史上の伝説に題材を採り女性主人公の視点から描くことで、男性本位や西欧キリスト教的な歴史通念・世界観とは異なる視点を提供する作品を書いていることで知られる。 代表作に『ダーコーヴァ年代記』『アヴァロンの霧』など。『アヴァロンの霧』でローカス賞ファンタジーノベル部門を受賞している。編集者でもあり、Marion Zimmer Bradley's Fantasy Magazineの編集などに携わった。 日本ではその多くが創元推理文庫またはハヤカワ文庫から刊行されているが、2019年現在その多くが絶版となっている。
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