津軽海峡線開業後
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1988年(昭和63年)3月13日:海峡線(青函トンネル)が開業。青函連絡船代替および津軽海峡線内の地域輸送列車として青森駅 - 函館駅間を運行する客車快速列車「海峡」が運行開始。東北新幹線に接続して盛岡駅 - 青森駅間を運行していた485系電車によるエル特急「はつかり」のうち2往復が函館駅まで延長。 1995年(平成7年)3月1日:「海峡」1往復を毎日運行ながら季節列車化。また、このころまでに、5両編成での運転が主体となる。 1996年(平成8年)3月30日:「はつかり」にリニューアル工事を施した485系3000番台の使用を開始。 1997年(平成9年)3月22日:「海峡」の1往復(旧4・13号)を「はつかり」に格上げし、「海峡」は季節列車を含めて7往復に減少。また、この時青森発の「海峡」1号を「はつかり」41号に、函館駅で夜行快速「ミッドナイト」に接続する列車を「はつかり」21号から「海峡」13号に立て替えるなど、ほぼ2002年(平成14年)11月30日までダイヤ自体は踏襲される。この改正で1・14号の1往復が臨時列車に格下げ。これ以降「海峡」の地位は単なる青函間連絡列車という地位に甘んじる結果となる。てこ入れの一環として、50系客車「海峡」の一部列車にカラオケ個室を設けた車両を設置(末期は非連結)。津軽海峡線の開業当初にあった「青函トンネルブーム」は数年で収束し、以後の利用者は年々減少傾向にあった。 1998年(平成10年)3月1日:津軽海峡線開業10年を記念してアニメ『ドラえもん』とのタイアップ企画を実施し、快速「海峡」が「ドラえもん海底列車」として運行開始。以後2002年まで毎年継続。客車の車体内外部には、年度ごとにデザインの異なるシール・ステッカーが貼り付けられ、2000年からは牽引する機関車にもステッカーが貼り付けられた。 2000年(平成12年)3月11日:E751系電車導入に伴い、特急「はつかり」14往復のうち7往復を「スーパーはつかり」に変更。また、「はつかり」のエル特急指定を解除。 2001年(平成13年)9月26日:JR北海道が、快速「海峡」に代わる新型特急電車を八戸駅 - 函館駅間に導入すると発表。 2002年(平成14年)5月14日:八戸駅 - 函館駅間の特急列車の運転開始日と、愛称が「白鳥」に決定したことを発表。
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