津軽海峡線対応車
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「国鉄485系電車」の記事における「津軽海峡線対応車」の解説
津軽海峡線対応改造車青森運転所A3編成 クハ481-1016CP搬入口グリル閉鎖CP床下移設 1988年3月13日の青函トンネルに伴うダイヤ改正では、盛岡 - 青森間で運転されていた「はつかり」の一部列車を津軽海峡線を経由し函館まで延長運転することになった。延長区間のうち海峡線新中小国信号場 - 木古内間は保安装置をATC-L、最高運転速度を140 km/hとしたことから、当時「はつかり」運用に充当されていた青森運転所所属6両編成×12本のうち1000番台車限定で組成される6本に土崎工場で施工された以下の改造である。 クロハ481形・クハ481形 ATC-Lの搭載ならびに運転台下に設置されていたCPを床下へ移設し1位側CP搬入口グリルを閉鎖。 クロハ481-1012・1013・1015 - 1017・1019 クハ481-1006・1010・1016・1020・1022・1030 モハ484形 第1パンタグラフを高速域での架線追従性に優れたPS26B形へ交換。 モハ484-1009・1014・1022・1031・1032・1038・1046・1047・1049・1059・1077・1087 1996年以降に本工事を施工した6編成中5編成に3000番台化工事を施工。対象から漏れたクロハ481-1015・クハ481-1016・モハ485・484-1032・1077は2006年に仙台車両センターへ転出。CP床下搭載やPS26B形パンタグラフはそのままでクロハ→クハ復元・ATC-L撤去などの「あいづ」充当改造を郡山総合車両センターで施工した。このほかモハ484形のPS26B形パンタグラフ交換は増結用MM'ユニットの3049・3051・3067へも施工された。
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