水面の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 03:24 UTC 版)
競走水面は湖で、水質は淡水である。海抜85mと他の競艇場に比べて高い位置にあるため気圧が低く、特にモーターの出足が落ちる傾向にある。また春先などは、雪解け水の流入による水位上昇やスタンドとは逆の沖の方向からの風、観光船ミシガンから生じる波によって乗り辛くなることから、ターンで流れやすくなり内を差されるケースが多い。出力低減モーター導入前は、1コースの勝率の低さから「全国屈指のイン受難水面」とされていた。 その一方で天候コンディションが良いときはスピード水面でもあり、2012年1月26日には地元の馬場貴也が3周1800メートルでの日本最速レコードとなる1分42秒2を記録した。 出力低減モーター導入後は、シード番組編成の増加や2020年10月の第1ターンマーク移設等もあり、2021年現在のインコースの勝率は50%台前半程度と若干改善されているが、それでも全国平均と比してもインの勝率はやや低くなっており、コース不問で多彩な決まり手が出やすい競艇場と言える。 湖や河川敷、海水などにある競艇場では満潮・干潮の時間がレースの展開を左右することから、満潮・干潮の時間を掲載しているが、琵琶湖沿いにある当競艇場ではその表記がされていない。琵琶湖でも理論上は潮汐現象が現れるが、観測できるほどの水面変化ではない。 2020年10月26日開催より、第一ターンマークの位置が沖合に3メートル移動され、陸側(ホームスタンド)からの距離が47メートルとなった。
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水面の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 18:28 UTC 版)
戸田漕艇場の西端を競走水面として使用している。荒川の北側を平行に走る淡水のプール水面で、波は一年を通して穏やかである。元々が漕艇場として人工的に開削された水面であるため、水面の横幅(107.5m)が全国の競艇場の中で最も狭い。また1マークを大きくホームストレッチ側に大きく寄せており(37m)、観客の目の前を舟が通り、舟がバックストレッチ側を通っていても水面際から非常に見やすいというメリットがある。 その一方でコースの幅が狭いため、全速旋回には不向きなコースである。狭いコースゆえ旋回性を重視し、チルトは0.5度までしか上げることができない。またボート底面のフィンは他場のものより大きい。エンジン交換は毎年7月に行っている。2015年より出力低減モーターを導入している。 昔から全国一と言われる程、インの勝率が非常に低い事で有名であり、江戸川競艇場や平和島競艇場等と並ぶ狭隘且つ難水面のイン受難水面と言われており、現在でもインコースの勝率は40%台前半程度と、全国平均と比してもかなり低い。イン逃げにはスリット同体が条件となる。3コースおよびカド位置のセンター戦が目立つ「まくり水面」であるが、チルト角度が最大+0.5までなので、6コースからの大外まくりはかなり難しい。 水面は基本的には漕艇場のものであるため、優勝戦後はターンマークなどを撤収し、水面上に浮かんでいる漕艇コースとの仕切り(自走式)を移動させ、漕艇競技者に水面を開放している。漕艇の大会があるときには、競艇の開催はなるべく行わず、場外発売のときには水面への立ち入りを制限する等の措置をとっている。場外発売時も水面は開放されており、対岸の大型映像装置の前を漕艇が通過する光景が見られる。 ピットの後方に笹目川から水を入れるための水門があるが、東京オリンピック以後水の入れ替えを行ったことはない。夏季にはアオコが発生するなど、水質の悪化が懸念されていたが、近年は埼玉県ボート協会と共同で池蝶貝による水質改善の研究を行っており、徐々に改善に向かっている。
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