水面特性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 02:53 UTC 版)
大村湾に面しており、競走水面は海水で、水質は海水である。干満差があり、干潮時は乗りやすいが、満潮時は水面にうねりが生じる事がある(ただしほとんど差は無い)。風は春夏秋は比較的穏やかな時が多いが、冬は追い風が吹くと荒れ水面になる。 1952年に初開催された時のコースはとても広かったため、フライングや出遅れ、失格が多く、2日目からはレースコースを狭くして行われた。なお、現在でも初開催時の告知看板が場内に展示されている。 昔からインコースが全国一と言われるほど強い。2008年3月より標準モーターから大型吸気サイレイサー仕様の減音モーターに変わり、減音導入当初のシリーズはあまりイン逃げが決まらず、同シリーズの最終日のイン逃げはわずか2本だった。しかし直ぐに対策が講じられ、ニップル径を4mmから8mmへ変更された。これによりモーターの回転の上がりが良くなり、出足性能が向上し、インの強さは標準モーター採用時と大差なかった。これらは2012年2月12日の週刊実話杯より、新モーターになった際、ニップル径は再び8mmから4mmに変更された。 2012年からの持ちペラ制度廃止、さらに出力低減モーター導入後は、ダッシュが効きづらくなったこともあり、さらに「イン天国」が進んでいる。競艇場施行者側も「大村のインで勝負」と宣伝するなど、インコースに有力選手を配する本命番組を組む傾向が強い。そのため一年を通してインの勝率が60%を超えている。
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