武器術の一覧とは? わかりやすく解説

武器術の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 18:13 UTC 版)

中国武術一覧」の記事における「武器術の一覧」の解説

中国武術用いられる武器術の一覧。 中国武術流派は、武器を扱う技法から徒手空拳技法発達させたため、武器術含んでいるのが普通である。あらゆる状況対応するため、一つ流派内で複数武器術練習される中国では武器のことを器械呼び大きく短器械長器械、軟器械分類される短器械は刀や剣などの片手で扱う武器長器械は棍やなどの長い武器、軟器械三節棍など関節のある武器をいう。この他小型隠し武器多数あり、これは暗器分類される

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武器術の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 02:06 UTC 版)

琉球古武術」の記事における「武器術の一覧」の解説

剣術 剣術は、首里御殿殿内呼ばれた貴族中心に行われていた。古く尚敬王時代具志川親方が有名である。王国末期には示現流修めた松村宗棍、また廃藩置県後は、本部御殿本部朝勇義村御殿義村朝義安里安恒などが剣術家として知られている。剣術本部御殿手で伝承されている。 槍術 槍術は、古く尚敬王時代西平親方が有名で、王国末期には豊見城親方馬上での槍術得意なことで有名であった槍術本部御殿手や劉衛流伝承されている。また、ティンベー術では、棒部が短い手槍短槍)が用いられる長刀長刀なぎなた)は日本起源武器であるが、同種の武器中国にも青龍偃月刀眉尖刀などがある。長刀術は本部御殿手、眉尖刀術は劉衛流伝承されている。 ヌンティ術 ヌンティは卍釵を先端につけたのような武器である。漁師が使う銛(もり)が起源とも言われる。ヌンティ術は金硬流で伝承されている。 山刀山刀(やまなじ)は短刀一種で、形状長刀穂先似ている本部御殿手で伝承されている。 釵術 「釵」も参照 釵は、棒術並んで琉球古武術重視されている。大筑(警察署長)や筑佐事(刑事)が犯人逮捕群衆誘導使用していたとされるいくつかの型が伝承されている。 棒術棒術」も参照 サイ術と並んで琉球古武術では重視されている。沖縄では、一般に六尺棒用いる。中国から伝えられた棍術と沖縄古来棒術日本の武術影響を受けたものなどがあり、形状両端がやや細くなっているタイプ中央部と同じ太さタイプの二種がある。棒術は各流派会派伝承されている。また、棒の中央部が太いのは担ぎ棒応用からで生活に密着した道具武器への応用からである。それが他の地域との大きな違いである。伝承されている型は有名な士族の名前を付けた型や中国から伝えられた型がある。また伝えられ棒がある。 杖術杖術」も参照 六尺棒より短い棒を言い通常は4尺前後長さの棒である。杖術本部御殿手で伝承されている。沖縄湖城流空手道に独自の杖術があり、形、組手伝承されている。湖城流杖術2代目湖城以正三代目湖城嘉宝、によって編み出されたものである短棒術 短棒術は、不意の襲撃などの際、など身近にある短棒武器として使用する武術である。短棒術本部御殿手で伝承されている。 ウェーク)術 「櫂 (武器)」も参照 船をこぐ漁具いわゆるオールのようなもの)で、沖縄ではサバニをこぐ際に用いる。術は各種流派伝承されている。紹介サイトによっては「エーク」や「エイク」と表記する場合もある。 トンファー術 「トンファー」も参照 トンファー石臼挽き棒が起源との説がある。トンファー術は各種流派伝承されている。 鎌術 鎌術は、沖縄では二丁鎌を用いるのが基本である。各種流派伝承されている。鎌のことをイラナ波照間島ではイララ)、棒の部分をテビクと呼ぶ。 鍬術 鍬は農具一種鍬術は金硬流で伝承されている。 箒術 箒は、庭先などで襲撃された際、咄嗟武器となる。箒術は本部御殿手で伝承されている。 鳥刺し鳥刺しは、細い竹の先端部分鳥もち付けた道具で、山に分け入って野鳥捕獲するのに用いる。鳥刺し咄嗟の際の武器となる。鳥刺し術は本部御殿手で伝承されている。 打棒打棒、稲などの脱穀用具「車棒(クルマンボー)」が起源である。ヌンチャクと同じ二節棍だが、形状フレイル似ている打棒術は本部御殿手で伝承されている。 ヌンチャク術 「ヌンチャク」も参照 ヌンチャク起源は、馬具「ムーゲー」説など複数ある。隠し武器一種で、以前マイナーな武器だったがブルース・リー映画世界的に著名になった。ヌンチャク術は各種流派伝承されている。 三節棍三節棍は、三つの棒をつなげた武器。金硬流で伝承されている。 スルジン術 「スルチン」も参照 スルジン(スルチンとも)は鎖の先に分銅鋭利な形状のものがついた武器で、振り回して相手攻撃する平信賢の系統や金硬流で伝承されている。前里スルチン術、池原スルチン術。 石打ち正式にはマーイサースルジナと呼ぶ。長さ一間(約182センチ)の縄の先端に丸い自然石をつけた武器で、石で相手の顔などを打つ武器である。本部御殿手で伝承されている。 手裏剣術 手裏剣術は、金硬流で伝承されている。 ティンベー術 「ティンベー」も参照 ティンベー呼ばれると、ローチン呼ばれる手矛や手槍などを武器用いて武術である。劉衛流では、手槍ではなく短棒短剣使用する鉄甲術 「鉄甲」も参照 金属製輪状武器で、手にはめて使用する。 ジーファー術 「簪」も参照 ジーファーは先のとがった武器で、手に隠し持って用い護身術である。 鉄柱術 「鉄柱 (武器)」も参照 鉄柱隠し武器一種で、鉄製の箸の形をしていて中心の穴に中指をはめて使用する鉄柱の先がわずかに指先から少し出るくらいで相手には見えにくい武器である。の木で鉄柱似せたものを作って護身用として使用することもある。小林流の「ジオン」の型を用いて平信賢編み出した型が伝承されている。その他に知花朝信弟子池原某の残した池原鉄柱の型」がある。 は、の細い短棒で、柄の部分に鍔が付いている武器。渡山流伝承されている。 双戈術 双戈は、先端二股分かれた金属製の手持ち武器。渡山流伝承されている。

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