武器パラメータ
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「スーパーロボット大戦シリーズのシステム」の記事における「武器パラメータ」の解説
武器パラメータの一覧名称内容攻撃力武器の威力。基本的に10単位で表示される。ゲーム後半には改造や機体の入れ替わりによって攻撃力が上昇する。 射程攻撃の届く範囲。「2から7」のように近い位置には攻撃できない武器もある。 命中補正クリティカル補正命中率、クリティカル発生率に補正がかかる。 移動後攻撃可能移動後に攻撃が可能な武器にはPのマークがつく。射程の長い武器は移動後に使用できないことが多い。かつては格闘武器のみがこの属性を持ち、移動後に攻撃可能なことがスーパー系の特徴となっていた(マジンガーZのロケットパンチ、ゲッター1のトマホークブーメランなど)。『α』以降はモビルスーツのビームライフルなども移動後攻撃可能になっている。射程1の武器は基本的に移動後攻撃可能である(古い作品ではPマークがついていなかった)が、後に射程1かつ移動後不可という武器も登場した。 必要気力必要EN必要技能必要Lv武器の使用条件。威力の高い武器やMAP兵器は条件が厳しく設定される傾向がある。 地形適応機体同様、武器にも地形によって向き不向きがあり、適応度が高いほど与えるダメージが増える。対応していない地形に対しては攻撃できない(ビームが水中に対して無効など)。作品によっては攻撃可能な場合があるが、ダメージは極端に低くなる。 格闘射撃武器のタイプ。格闘の場合はパイロットの格闘値、射撃なら射撃値を元にダメージが算出される。マジンガーZのロケットパンチなど中-遠距離攻撃でも格闘に属する武器もある。逆にガンダム試作3号機の零距離メガビーム砲など近接攻撃に見えるが射撃に属する武器もある。一部作品ではこれらの武装のために「射撃格闘」のタイプを別に設けている場合もある。合体攻撃(後述)でも、仕掛ける側によって格闘か射撃かが変わるものもある。 属性ビーム、物理などの属性。バリアの中には特定の属性を無効あるいは軽減するものがあるため、相手に応じて使い分ける必要がある。 合体攻撃 特定の味方ユニットが隣接(小隊制が採用されている場合は同小隊)した際に使用できる強力な攻撃。基本的に同作内でのユニット同士で行われるものが多いが、世界観が同じ作品(例:マジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザー)や、同シリーズ作品(J9シリーズ、エルドランシリーズ、長浜ロマンロボシリーズ)内でも使用できる場合がおる。 作品によって合体攻撃に対する援護攻撃が可能なものと、不可能なものが存在する。前者は『OG』シリーズなど、後者は『J』などが該当。 『Z』以降の作品は、片方のユニットにしか使用不可能が、使用条件と、弾薬やENを消費するのは使用者のみ、参加するユニットの隣接(同小隊)が必要ない合体攻撃も存在する。 2011年現在の合体攻撃に必要なユニット数で最多なのはラインバレルMode-C、ヴァーダント、ハインド・カインド、ペインキラー、ディスィーブ、アパレシオン、タリスマン(『鉄のラインバレル』)ら7体による「ファイナルフェイズ」である。 コンボ武器 一直線に並んだ敵をまとめて攻撃可能な武器。パイロットがコンボ技能を有していないと通常攻撃と同じ扱いになる。『OG2』では「連続攻撃」として採用され、連続攻撃属性を持つ武器の使用時に通常攻撃と連続攻撃の選択が可能。『W』ではコンボ属性のある武器であれば、敵が複数体隣接さえしていれば複数体攻撃できる「マルチコンボ」へ仕様が変わり、射撃武器でもコンボ可能になった(一直線に並んでいる必要はない)。 類似のシステムとして『MX』に「ダブルアタック」がある。こちらは隣接した2体の敵をまとめて攻撃できるものである。使用弾数またはENは2体分消費される。 特殊効果 「特殊能力」は機体が持つ能力であるが、こちらは武器が持つ能力である。精神コマンドでは変化させられない(気力を除く)パラメータに補正を加えることが出来るのが特徴。敵また味方に命中後、ダメージ以外の特殊効果を付与し、戦闘の展開を容易にする。パイロットまたは機体に効果を及ぼす。以下はその代表例。防御力補正 - 対象の機体の装甲値、あるいはパイロットの防御値を上昇あるいは減少させる。 攻撃力補正 - 対象の機体の攻撃値、あるいはパイロットの攻撃値を上昇あるいは減少させる。攻撃値には格闘武器用と射撃武器用が存在する。 命中値補正 - 対象のパイロットの命中値を上昇あるいは減少させる。 気力補正 - 対象のパイロットの気力を上昇あるいは減少させる。 歌 『マクロス7』のバサラとミレーヌ機の専用能力。 相手に対して特殊効果のみを与えられる特殊な武器。味方に対しても使用可能で、敵に使用した場合とは反対にパラメータをアップさせることができる。通常の武器が機体のENを消費するのに対し、歌はパイロットの歌ENを消費して使用する。 「プロトデビルン」技能を持っている敵に対してはダメージを与え、このダメージ計算には「格闘」「射撃」などの代わりに設定される能力値「歌魂」が反映される。第2次Zではプロトデビルンは登場しないため、バジュラに対しては気力低下&一定気力以下で撃墜扱いの撤退し、次元獣に対しては気力低下&ダメージを与える。 バサラ達以外ではマイク・サウンダース13世(『勇者王ガオガイガー』に登場)、『UX』のフェイ-イェンHDが歌属性の武器を持っている。ただし、歌以外に通常攻撃武器が用意されているので「歌魂」の能力設定はなく、「歌EN」も無い(弾数制)。『W』『UX』では攻撃力が無くなり、味方サポート専用になっている。 特殊コマンド 範囲内にいる全ての味方/敵に対して特殊効果のみを与えられる特殊な武器。歌とは異なり「歌魂」の能力設定はなく、「歌EN」も無い(機体の弾数/ENを消費して発動する)機体のENを消費して発動する。
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