楼凱党
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 02:49 UTC 版)
政権与党。読みは「ろうがいとう」。非常に保守的な議員ばかりで、アイドル政党の存在を疎んじている。強引な政策が目立つが、大半の議員が至極最もな正論を主張している。ただし、物語中でアイドル議員に感化されて、方針違いで離党し寝返る議員が多い。 桜庭 統一郎 声 - 石井康嗣 内閣総理大臣。アイドル議員の存在を疎んじており、様々な妨害工作を仕掛けてくる。しかし彼の主張(国会議員にパフォーマンスは不要、アイドル活動に熱中するあまり本来為すべき仕事を疎かにするようでは本末転倒)は至極最もな正論である。多くの楼凱党議員の離党を受け、自らCherry7の内4名を招集、「アイドル議員禁止法案」を提案、国民投票の末に可決させた。しかしアイドル議員たちのゲリラライブで法案を疑問視する意見が出始めたことで議会を解散し、総選挙を行うことになる。 アイドル議員を疎んじているものの、アイドル水着大会のツイッターで「よいね」を押す。エビローグのライブでは表情に出さないもののノリノリになっているという一面も見せている。 鷺宮 声 - 鈴木裕斗 楼凱党所属の議員で、夏月と同じ新潟の補欠選挙に立候補していた。当初は大音量の演説を行っていたが、夏月と静のライブに影響され、楼凱党を離党して無所属となり、まずは有権者に顔を覚えてもらおうとするようになり、自発的に駅前の清掃活動を行っている。 古里 声 - 大久保利洋 福島県三谷村出身の議員。各地から出るゴミを自分が代々受け継いできた土地に投棄させていたが、量が増えすぎて問題となり、同郷のアイドル議員であるちなつと対立していた。アイドル議員たちがゴミをアートとして利用した事で考えを変え、自ら離党した。その後はゴミのアートがネットで話題となった事でゴミ捨て場をモダンアートの美術館とすることで問題を解決した。 猫嶋 声 - 小松里歌 猫ノ島出身の女性議員。猫ノ島出身であるものの、幼少期から人間よりも良い生活を送る猫たちを見てきたことで猫嫌いとなり、マタタビなどを利用して島の猫を島外に移していたが、アイドル議員のライブに呼び寄せられるようにして猫たちが戻ってきたことで失敗に終わった。その後は離党し、猫ノ島の問題解決に取り組んでいる。ヘリコプターの操縦が出来る。 桂山 声 - 高瀬泰幸 大物議員を父に持つ所謂「二世議員」。カツラを着用している。アイドル議員と議会で揉めたことを根に持ち、秘書と組んでアイドル水着大会で様々な妨害工作を仕掛けてきたが、悉く失敗し、最後は離党した。その後は梅の秘書として活動している。 筧 声 - 横田紘一 桂山の秘書。桂山と組んで水着大会で様々な妨害工作を仕掛けた。司会も務めたが、ほぼ私欲剥き出しのアナウンスをしていた。 伽理亜(キャリア) 声 - 浜田賢二 保育園を閉鎖してビジネスセンター建設を推し進めていた。「女性は結婚したら家庭に入り子育てに専念するもの」という一昔前の考えを持っていたが、園児たちが閉園阻止のために起こした騒動の最中に蜂に刺された際に専門知識を持つ母親たちに助けられた事で考えを改め、ビジネスセンター建設計画を白紙にした。その後は閉鎖対象としていた保育園に保育士として転職している。なお、転職後は髪形を変えており、初登場時よりも印象が大きく異なる。 また作中で離党した議員の中では唯一アイドル議員のライブではなく一般人との交流で考えを改めた議員である。 猪名川 声 - 魚建 夏場になると現れてアイドル議員の活動に横槍を入れる議員。ミカが進めていた国会議事堂展望室の一般開放を阻止するために偽の幽霊騒動を仕組んでいたが、実際に幽霊は存在しており、歴史上の政治家との交流を経たミカの意見に感化され、彼女の方針を認める形となり、離党した。最終話でアイドル議員に感化された議員が搭乗する中、彼だけ登場していない。 大隈重信、伊藤博文、板垣退助 声 - 河本邦弘(大隈)、松本大(伊藤) アニメに登場した国会議事堂内に展示されている歴代政治家の銅像。何故か深夜になるとひとりでに動き出す。楼凱党よりもアイドル議員推しという一面があるが、自分達のことを怖がらずに接してきたミカに対しては激動の時代を生きてきた経験から、的を得たアドバイスをしていた。 原 蔵人 声 - 岩崎ひろし 梶場 声 - 石上裕一 根黒田 声 - 藤吉浩二
※この「楼凱党」の解説は、「アイドル事変」の解説の一部です。
「楼凱党」を含む「アイドル事変」の記事については、「アイドル事変」の概要を参照ください。
- 楼凱党のページへのリンク