林一家
林一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:27 UTC 版)
「ひまわりっ 〜健一レジェンド〜」の記事における「林一家」の解説
林アキコ(はやし アキコ) 林家の長女で物語の主人公。美術大学卒(モデルは作者の母校である金沢美術工芸大学)。同学の卒業式は仮装して臨む伝統があり、当日はうさぎのぬいぐるみ姿に扮した(後日、記念写真を見た父・健一に「親に高い学費払わせといて、最後の姿が幼稚園生みたいなこれか!」と激怒される)。 教員試験を受けたが不合格で、結局は父が勤める「南九州テレホン」に就職し、しばらくは家庭、職場の両方で四六時中父の天然っぷりに振り回される日々を送る。 その後、亡き恩師の美術教室を継ぐ傍ら、雑誌へ漫画作品を投稿し続ける。果たして「徳永アキコ」のペンネームによる「フルーツこうもり」が採用され、漫画家デビューのため上京する。なお、ペンネームの由来はファンである「徳永英明」によるもので、父のからかいのネタとなっている。 いつしか健一2号(後述)に惹かれていったが、すれ違いが多く互いの想いはなかなか伝わらない。 林健一(はやし けんいち) 林家の家長。50歳。「南九州テレホン」お客様サービス課課長(後に那覇支店勤務)。女子社員に対しては「~女史」と呼ぶ。かなりユニークで存在感のあるキャラであり、KY、人の話を聞かない、何の前触れもなく話題を変える、突拍子もないKY発言をするなど周囲が存在しないかのように振舞う。しかし本人はいたって真面目で、いわゆる天然である。理不尽な事でキレる事もしばしばで、未だに逆鱗ポイントが家族にさえ読みづらい。日常ではクセが強いが、職場では仕事が出来て宴会でも盛り上げ役のため、社員からの評判はよい。 下戸だがかなりの甘党で、果物や菓子パンに目がない。 興醒めしやすく、自宅の庭でフェイジョアという果物を育てていたが、ドラゴンフルーツに出会ってからは興味を失いアキコに世話を任せている。 「開運!なんでも鑑定団」のファンで録画も欠かさないほどである。 カラオケの十八番はHOUND DOGの「ff (フォルティシモ)」。 趣味はパチンコでお気に入りの台は「海物語」。 27歳の時に車検工場で左膝を噛まれて以来、犬が嫌いである。 宮崎県都城市出身であり、アキコの幼少期まではそこに住んでいた。 林タクマ(はやし タクマ) 林家の長男。アキコの弟。広島大学工学部3年生。通学のため宮崎の自宅から離れて下宿中。部活は探検部に所属。父からは留年は認められていないため、単位取得と就職活動に焦りを持っている。林家の家族の運命として、姉同様に父に振り回される過去を持ち「タクマ選手~」と呼ばれている。携帯電話を通じて姉・アキコの良き相談相手となっている。アイドル「山川みなも」のファンである。 作者の実弟である漫画家森繁拓真がモデル。 お母さん(おかあさん) 温厚で至ってまともな性格。ママさんバレーをやっている。宮崎県串間市出身。サザエ採集が得意。
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