東雲高校ラーメン部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:01 UTC 版)
榊太陽(さかき たいよう) 本作品の主人公。「ラーメン与田」のラーメンを食べて感動のあまり虹を見たことで、ラーメンに目覚める。得意のラーメンは、「ラーメン与田」から受け継いだ昔ながらの醤油ラーメン。麺に幻の小麦「天虹」を使ったり、ラーメン部特製の三色ナルトを乗せることもある。勝負相手の得意とする土俵に乗ったり他のラーメン職人を手助けする形でいろいろなラーメンを作っており、そのバリエーションは広い。 明るく優しい好青年であるが、ラーメンのこととなると周りが見えなくなることもしばしば。ラーメンを通したお客さんとの触れ合いを大切にしている。 「ラーメン与田」で経験を重ね、幾多の強豪職人とラーメン勝負をしていくなかで才能が開花し、一流のラーメン職人へと成長する。物語の中盤で、ラーメン界の覇王である神宮寺雷蔵の実子であることが判明する。 高校卒業時にひかりに告白する。大学には進学はせず、乾竜美とともに全国行脚しつつ、調理師免許取得のための調理業務経験を積んでいる。 原田ひかり(はらだ ひかり) 太陽と同学年。本作品のヒロイン的存在。自宅は太陽の自宅と向かい合わせのマンション。太陽に好意を寄せているが、ラーメン一途な太陽はそのことに気付いていない。 ラーメン部の中では味を見極めるしっかりとした舌を持ち、たびたび太陽をサポートしたり、ヒントになるような発言をしたりする。 高校卒業後は大学へ進学。卒業時に太陽から「自分の店を構えた際には一緒にいてほしい」と告白を受ける。 岡夏樹(おか なつき) 太陽と同学年。強気な性格の女生徒で、ひかりの大親友。運動神経が抜群。ラーメン部では主に給仕を担当している。高校卒業後にはスポーツ推薦で大学へ進学。 赤城雄一郎(あかぎ ゆういちろう) 太陽と同学年。荒々しい性格で、ケンカ話が耐えない。柔道部に勧誘されるほどの体格と怪力を持ち、それを活かした豪快な麺打ちのパフォーマンスを得意とし、ラーメン部の麺担当となる。 巨乳好きであり、巨乳女性にたびたび見惚れている。 長谷川博(はせがわ ひろし) 太陽と同学年。入試の成績1位であり入学式では新入生代表挨拶もした。太陽が与田を手伝っていたことがアルバイト禁止の校則違反として問題になった際に「ラーメン部」設立を学校側に提案する。ラーメン部ではブレーン役とスープを担当する。のちに生徒会長に就任。 久保隼人(くぼ はやと) 太陽の一学年下。赤城を上回る大柄な体躯の持ち主である。ラーメン好きで、豊富なラーメン知識を持ち、鼻がとても効く。実家はカレー屋。 入部当初は知識はあってもラーメン調理の技量・経験は無かったが、第二回ラーメン甲子園に出場し予選を全勝という太陽以上の戦績で勝ち抜く。新入生の皇朔夜に巧みに操られ、準決勝では太陽と共に実家の父親を説得するために開発したカレーラーメンで、決勝は皇の指南による茶樹キノコを用いたサンマーメンで優勝。肝心なときにラーメン部をおいて京都に出向いた太陽を憎み、麺王杯で太陽と対決するが、太陽のラーメンを食べて太陽の大きさに気付き、和解する。 杉ちはや(すぎ ちはや) 太陽の一学年下。小柄な女生徒で、良家のお嬢様。料理や料理写真を目で見ただけで美味しいかどうかが分かる。 姉・あやめは太陽の一学年上で生徒会執行部に所属している。 東堂晶(とうどう あきら) 太陽の二学年下。つけ麺屋「松寿軒」の娘。太陽、久保の後を引き継いでラーメン職人となり、第三回ラーメン甲子園では女性として初出場のみならず、準優勝を果たす。 東海林正(しょうじ ただし) 太陽の二学年下。そば屋「松寿庵」の息子であり、幼馴染の従兄弟である東堂晶を想い続けるキャリアは16年。 露木薫(つゆき かおる) ラーメン部の顧問の女性教諭。「ラーメン与田」にはあまり姿を見せないが、ラーメン部の合宿のときは部員を引率する。部員の長谷川博は従兄弟である。
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