有名なイベント
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フランク・シナトラは、1991年10月9日から11日にかけてこの劇場で公演を行った。カイリー・ミノーグは、アルバム『あなたも、M?』(英: Let's Get To It)を引っ提げたヨーロッパツアーの一環で1991年11月に公演を行い、この時の様子が翌年VHSとしてリリースされている。2005年5月には、『ショーガール: ザ・グレーテスト・ヒッツ・ツアー(英語版)』で、14年ぶりに同劇場での公演を行った。彼女はダブリンで6夜公演を行ったが、これは彼女が乳がんを告白する数週間前のことであった。 アイルランドのバンドウエストライフは、"Where Dreams Come True Tour"(en)の一環で、2001年3月19日から同3月31日まで、この劇場を舞台に13夜連続公演を行い、記録を樹立した。 1992年6月19日、デフ・レパードは、ポイント劇場でヨーロッパツアー "Seven Day Weekend Tour"を開始した。このショーは、デフ・レパードがアメリカ・カナダ以外で行う、初めてのセンターステージ公演(Theatre in the round)だった。ステージはアリーナの中央に設置され、ステージのどこにでも移動できる回転式のドラムキットや、『ロケット(英語版)』の最中観客の間を縫うように照らす照明装置が目玉になった。この公演は、国際公演で史上初めてセンターステージ公演を行ったものになった上、スティーヴ・クラークの死後加入したギタリストのヴィヴィアン・キャンベルにとって、初めて行ったフル公演になった。 ニルヴァーナは、アルバム『ネヴァーマインド』を引っ提げた1992年のヨーロッパ夏期ツアーを、1992年6月21日にこの劇場で始め、満員の観衆を前に演奏した。 1992年11月30日、フェイス・ノー・モアは、L7をサポートバンドとして、この劇場でライブを行った。フェイス・ノーモアは、同年5月に、ガンズ・アンド・ローゼズのサポートとして『スレイン・コンサート(英語版)』(Slane Concert#1992)に登場している。 ポイント劇場は、1994年のユーロビジョン・ソング・コンテスト(en)で、『リバーダンス』を世界に発信した劇場でもある。 オアシスは、1997年12月3日から5日にかけて "Be Here Now Tour(英語版)" を行い、チケットは3日連続で完売した。4日・5日の公演ではリアム・ギャラガー不在のため、ノエル・ギャラガーがリード・ヴォーカルを務めた特筆的公演となった。オアシスは2005年12月にもポイント劇場で公演を行っている。この公演の様子は、一部が2007年のロキュメンタリー『ロード・ドント・スロー・ミー・ダウン』に収録されている。 1996年6月27日には、マイケル・フラットレーの『ロード・オブ・ザ・ダンス(英語版)』が、この会場で初演された。 スパイス・ガールズは、1998年のスパイスワールド・ツアー(英語版)の一環で、同年2月24日・25日に2公演を行っている。 ニール・ダイアモンドは、1999年2月に、ポイント劇場で6公演を行った。 この劇場は、1999年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードでホスト会場となり、ローナン・キーティングがプレゼンターを務めた。 2003年には、ラッパーのエイコンが8,000人の聴衆を前に『スクリーム・イベント』(英: "The SCREAM Event")を行った。このイベントでは、M.V.P と DJ Rankin がサポートを行った。 50セントが2003年にポイント劇場で行ったパフォーマンスは、彼の映画『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』で一瞬だけ登場する。 2004年5月8日、シェールは自身のツアー "Living Proof: The Farewell Tour"(en)のヨーロッパ編を、この会場からスタートさせた。 ブリトニー・スピアーズのツアー "The Onyx Hotel Tour"(en)は、ポイント劇場史上最大の客入りとなった。彼女は、2009年夏に、改装後の劇場The O2で、ツアー『ザ・サーカス・スターリング・ブリトニー・スピアーズ(英語版)』を行っている。 同じく2004年には、パンク・ロックトリオブリンク 182が12月16日に、4年の休止期間前最後となるショーを行った。 プランクシティ(英語版)は、2004年12月28日から30日の3日間と、年をまたいだ2005年1月4日・5日に、再結成コンサートシリーズの一環で公演を行った。 2006年8月23日、パール・ジャムはヨーロッパツアーの皮切りとして、ポイント劇場で6日間の公演を行った。スレイン・コンサート(英語版)での演奏に先立ち、彼らはレディング&リーズ・フェスティバルに出演する予定だったが、ポイント劇場がツアーの始まりにふさわしいと考えて場所を変更した。コンサートの様子は英国・アイルランドでラジオ放送された。 ケルティック・ウーマンは、大成功した北米ロングランツアーに引き続き、2006年2月にポイント劇場でアイルランド・デビューコンサートを行った。アイルランドでのグループ初活動は、正確には同じダブリンにあるザ・ヘリックス(英語版)で行われたが(PBSはこの公演を記録している)、ポイント劇場での公演は、北米を魅了した劇場公演がアイルランドでお目見えするとして注目された。ジェイ・Zも同じ年に公演を行っている。 トゥールは2006年に、アルバム『10,000デイズ(英語版)』ツアーで、3度目のアイルランド公演を行った。マストドンはこの公演のサポートを務めた。トゥールの公演は、2001年の SFXセンター公演、2002年に、図らずもオズフェストの宣伝となったパンチェスタウン競馬場(英語版)公演以来のことである。
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