有名なアリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 17:59 UTC 版)
「リナルド (オペラ)」の記事における「有名なアリア」の解説
タイトルロールであるリナルドのアリア「いとしい妻よ」(Cara sposa)はヘンデルの作品中で最高のアリアのひとつといわれる。 「私を泣かせてください」(Lascia ch’io pianga) (アルミレーナのアリア)は、エルサレムのイスラーム側の魔法使いの囚われの身になったアルミレーナが、敵軍の王アルガンテに求愛されても愛するリナルドへの貞節を守るため「苛酷な運命に涙を流しましょう」と歌うアリアである。本作の多くのアリアと同様、この曲もハンブルク時代に書かれたオペラ『アルミーラ』からの転用である。単独で歌われることも多い。19世紀のイタリアの音楽学者アレッサンドロ・パリゾッティが17、18世紀のオペラや宗教曲のアリアを編曲、編集し、1914年にリコルディ社から出版した“Arie antiche”(古典アリア集)に含まれていたため、日本では“Arie antiche”を基にしたイタリア歌曲集を通して知られており、テレビドラマ『牡丹と薔薇』では岡本知高が歌ったものがテーマ曲として使用された。
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