更新完了時から塗装変更完了時までの特記事項
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 04:25 UTC 版)
「京成3200形電車」の記事における「更新完了時から塗装変更完了時までの特記事項」の解説
1989年(平成元年)9月、3222~3221ユニットで重要部検査出場時に冷房化後更新前の3300形1次車3312編成全てのM台車、ならびに2次車の3326~3325ユニットで試用中だった100kwのTDK-816-Bに換装した。3300形2次車3326~3325ユニットは、1991年(平成3年)2月の更新入場まで3222~3221ユニットと共に使用していた。1991年(平成3年)11月に3229~3230ユニットでも重要部検査時にTDK-816-Bに換装し、共に独特な乗り心地が味わえた。しかし、後述の先頭台車M化振り替えに際し不都合であったためこれは採用せず、1992年(平成4年)12月に3221~3222ユニットが先頭台車振替を兼ねた重要検査出場時に、それとほぼ同時期に3229~3230ユニットは検査時意外だったがTDK-816-A1に戻した。よって1985年(昭和60年)以来、3300形3326~3325ユニットを筆頭にで試用してきたTDK-816-Bは使用しなくなり独特な走行音を発す車両もいなくなった。 1993年6月以降種別・行先表示器の字幕(種別表示器は側面のみ)の書体について、京成初の小文字併用の英字併記細ゴシック体(ナール)に変更したものが3221 - 3228・3233 - 3252・3261 - 3264・3267 - 3272・3277 - 3280の42両で採用された。これは3500形更新車・3600形・3700形の全車両にも採用されたが、字幕の在庫の関係上3225 - 3228と3263 - 3264が1995年2月に旧タイプに戻されるなどあった。前面・側面の種別表示器の字幕は、2002年(平成14年)10月12日の種別変更によるダイヤ改正に対応するため、同年7月から9月にかけて交換されている。普通=黒、快速=ピンク、特急=赤、などに各種別ごとに色分けし、前面幕は白地に種別色文字、側面幕は種別色地に白文字となった。また、書体は細ゴシック体(ナール)の英字併記である。 赤電の行先表示器字幕に関しては2008年4月以降は3300形が4両編成のみが残り、ここで3200形の廃車発生品を再用する等し小文字併用の英字併記細ゴシック体(ナール)のタイプの方向幕に統一した。 1993年11月末 - 1995年1月末の長期に渡って、同一車両で以下の8両固定編成と4両編成で運用したことがあった。 3248-3247-3246-3245-3244-3243-3242-3241 3280-3279-3278-3277 これは、1993年12月下旬に3277 - 3280を塗装変更とともに検査出場させ、3241 - 3244と3245 - 3248は1995年2月の検査出場及び塗装変更まで見送られたためである。なお、上記の編成は検査入出場前後とは関係なく1997年(平成9年)春にも組成された実績がある。
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