更新工事・廃車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:54 UTC 版)
「北大阪急行電鉄8000形電車」の記事における「更新工事・廃車」の解説
8003Fが、前照灯の白色LEDへの交換、一部の床下機器(VVVFインバーター制御のIGBT化など)や各種運転台機器の更新を受け、2012年9月14日に日中試運転を行い、同年11月に営業運転に復帰した。この更新工事では車内の更新はほとんど行われていないが、同編成は西日本の車両で初めて車両に搭載される照明が100%LED化された。 2014年8月には、8007Fが8003Fとほぼ同様の内容の更新工事を施工された。この編成では運転台のメーターがアナログ式に変更されているほか、車外スピーカーが設置されている。 一方で、9000形運用の本格化に伴い、同月には8002Fが、2015年2月には8004Fが廃車となった。 2015年6月には、8006Fが8007Fと同様の更新工事を施工された。ただし、8006Fは改造前から前照灯がLEDに更新されていた。また、8006Fの車内案内表示装置は更新工事後も変化はない。 2016年3月には8001Fが廃車となり、続いて2018年1月に8005Fが廃車となったことで、GTO-VVVFのままの未更新車は全車廃車となった。 2018年(平成30年)には8007Fの内装をリニューアルする改造が行われ、すべての座席・化粧板を交換し9000形に準じた内装へと変更された。 2018年4月現在、10両編成3本(8003F・8006F・8007F)が在籍しており、これらの編成はIGBT-VVVFに更新されている。 2019年12月3日、8006Fが、内装更新と前面・側面の行先表示器の方向幕からフルカラーLEDへの更新を施工された。 2020年3月27日、8007Fが、前面・側面の行先表示器の方向幕からフルカラーLEDへの更新、ドアチャイムの自動化改造を施工された。 編成番号竣工9連化10連化更新等の状況廃車日代替投入の9000形廃車後の動向8001 1986年2月28日 1987年2月2日 1996年1月22日 2016年3月31日 9003F 8001・8901は桃山台車庫で保存 8002 1986年12月12日 1987年2月2日 1995年12月8日 2014年8月11日 9001F 全車解体 8003 1987年8月10日 1996年5月20日 内装リニューアル・機器更新・前照灯LED化・行先表示器フルカラーLED化 8004 1987年9月7日 1996年3月1日 前照灯LED化 2015年2月18日 9002F 全車解体 8005 1989年7月7日 1995年12月26日 2018年1月23日 9004F 8005は兵庫県丹波篠山市にて保存 8006 1992年2月20日 1996年2月7日 内装リニューアル・機器更新・前照灯LED化・行先表示器フルカラーLED化 8007 1993年4月30日 1996年2月16日 内装リニューアル・機器更新・前照灯LED化・行先表示器フルカラーLED化
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