廃車後の動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 04:03 UTC 版)
「国鉄DB10形ディーゼル機関車」の記事における「廃車後の動向」の解説
門司鉄道局配置の2両(DB10 1、DB10 7)については、戦後、機関換装等を実施の上、門司港駅で貨車移動機として使用された。このうち1両は早期に廃車となったものの、残る1両は1980年代後半、配置されていた北九州資材センターが閉鎖されるまで使用され、同センター廃止後は保存されることなく解体された。本形式を特徴付けていた大柄な鋲接構造の運転台やボンネットは順次交換されて原型を喪失しており、ナンバープレートも残されていなかったために末期には貨車移動機にしか見えない形態となっていて、事情を知らない者がこの少し変わった移動機が元DB10形だと知ることは難しかった。 また米原機関区でも構内の車両移動用に使用していた。ボンネットは撤去され代わりにタンクが7本据え付けられ圧縮空気により車輪を駆動する無火機関車になっていた。性能は時速4 - 5 km/h、牽引重量約230 噸で形式MN01、番号MAB1のナンバープレートをつけていた。
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廃車後の動向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 14:14 UTC 版)
「北海道ちほく高原鉄道CR70形気動車」の記事における「廃車後の動向」の解説
廃止後、陸別町に動態保存運転用に6両(CR75形全車、CR70-7・CR70-8)が譲渡され、2008年(平成20年)4月よりふるさと銀河線りくべつ鉄道にて使用されている。CR70-6については、当初埼玉県の鉄道愛好団体「保存鉄道建設会」に譲渡され、枝幸町内の旧美幸線の線路を用いて建設予定の運転体験施設で活用される予定であったが、輸送費用の問題から構想が頓挫し、2007年9月末までに解体撤去される予定であったところ、北見市内の社会福祉法人理事長が引き取って自宅前に台車を取外して静態保存されており隣の「ふるさと銀河食堂」(2015年より「ボンジュール銀河」に改称)と共に整備されている。この他ミャンマー国鉄に3両(CR70-1 - CR70-3)が譲渡された。
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