廃車後の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/31 09:58 UTC 版)
「北陸鉄道モハ2300形電車」の記事における「廃車後の状況」の解説
廃車後は車庫に留置されていたが、鉄道愛好者団体の協力によってアメリカ・イリノイ州の鉄道博物館(英語版)へ寄贈が計画・実現されようとしていた。しかし、同時多発テロ発生による影響からアメリカへの寄贈は白紙となった。 その後、車両は鉄道総合技術研究所へ譲渡され、2003年(平成15年)8月に「運動エネルギーの回収率を向上させる研究開発」過程の実験車として架線レスバッテリートラムに改造され、実験走行に成功した。この改造の際にモーターを含む電気機器の多くが新たに専用で用意された一方、台車は存置されたが故に駆動方式は吊り掛け式のままである。 2005年(平成17年)には架線・バッテリーによるハイブリッド電車の実験車に改造され、実験走行に使用された。その後、1両が栃木県の那珂川清流鉄道保存会で保存された。
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