映像写真部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 20:06 UTC 版)
槙嶋 武(マキシマ タケル) 主人公、高天原学園高等部1年B組。2月1日生まれ。早くに母親を亡くし、父と継母の菫・その連れ子である義妹の霞の4人家族。名字が英語で「最大」を意味するマキシマム (Maximum) を連想させるため、映像写真部(映写部)では「マックス」と呼ばれている。 特に熱中している趣味は無く、気晴らしに携帯電話で写真を撮るのが数少ない楽しみであったが入学式当日に桜並木の下でたたずむ白雪の美しさに見とれ、思わず写真を撮ってしまったことを契機に映写部の門を叩く。 ユーフォルビア=マルギナタ=白雪(ユーフォルビア=マルギナタ=シラユキ) ヒロイン、1年D組所属。7月7日生まれ。金髪碧眼が特徴で、周囲から「ガイジン」と見られていることを本人も自覚しているが高天原学園高等部の生徒であること以外の生い立ち等は現時点では不明。常にローテンションで、滅多に笑わないが意外に表情豊か。『わ!』にも一瞬だけ出ている。 入学式以降、学園の内外で何度も武に遭遇し、最初はナンパ目的で接近しているのではないかと疑っていたがすぐに誤解は解け、武と共に映写部へ入部する。部内での渾名(あだな)は「ユキちゃん」。 使用しているカメラはライカM3。 芝 瑠璃(シバ ルリ) 1年生。上がり症で舌っ足らずな喋り方が特徴。時々自分の世界に没入して、恥ずかしい台詞を言ったりする。中学時代は特定のクラブに所属しない帰宅部で3年間を過ごしたが、高校の入学祝いでカメラを買ってもらったのを機に映写部へ入部する。第一巻のカバー裏で作者の前作『まほらば』のある人物の娘ではないかと思われる描写が描かれている。 龍胆 花輪(リンドウ カリン) 部長、2年D組所属。5月5日生まれ。ツインテールが特徴。背が低く、周囲から高校生に見られない。他の部員が花輪を呼ぶ際の二人称は平仮名で「ぶちょう」と表記される。常にハイテンションで、他人に渾名を付けるのが趣味。明るい性格だが、悪口には敏感で怒ると怖い。甘い物に目がなく、1人で大量のコッペパンを食べてしまう。 擬宝珠 夢(ギボウシ ユメ) 副部長、2年生。常に沈着冷静。ぶちょうが付けた渾名「ギボギボ」を気に入っておらず、自分では「ユメリン」と呼ばれたいと思っている。もっとも、ぶちょうのこと自身は憎からず思っているらしくぶちょう弄りを日課とする。見た目はクールな雰囲気だが、意外に毒舌な面もある。 『わ!』にも登場している。 使用しているカメラはキヤノンのIXYとEOS。 蘇芳 縁(ズオウ ユカリ) 部員。おかっぱの眼鏡っ娘で、渾名は「ユカリン」。マイペースであまり目立たないが空気の読めるノリがよい性格である。元生徒会書記。『わ!』のだい21わとだい22わにも登場している。 リコーのデジタルカメラを使用している。 竜田 薊(タツタ アザミ) 部員、2年生。いつも風船ガムを噛んでいる。ぶちょう以上にテンションが高く、暴走しやすい所が有る。ぶちょうとは犬猿の仲で互いに「アホミ」「コパンダ」と呼んで反目し合っている。『わ!』にも登場している。 金雀児 譲(エニシダ ジョウ) 部員。ぶっきらぼうで態度は悪いが不良生徒と言うわけではない。武の入部までは、三郎太と合わせて数少ない男子部員であった。普段はさばさばした性格だが、写真やカメラの話題になると途端に熱が入る。渾名は「名人」。 使用しているカメラはソニーのαとサイバーショット。 苧環 三郎太(オダマキ サブロウタ) 眼鏡が特徴の男子部員。典型的なオタクで、アニメの話を始めると止まらなくなり、いつも譲に突っ込まれている。渾名は「オダマリ」。 『わ!』のだい9わにも登場し、扉一心と親友であることがわかった。 苦艾(ニガヨモギ) 渾名は「ヨモッチ」。いわゆる幽霊部員で、第2話に名前が出て来ており、第一話の扉絵(ニガヨモギと思わしき人物と上記の映像写真部の面々の集合絵)とあわせてみると、第五話にニガヨモギらしいキャラが出ている。
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