施設・制度の整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 23:04 UTC 版)
「四日市市立楠中学校」の記事における「施設・制度の整備」の解説
1954年(昭和29年)5月20日、校旗樹立式を挙行、同年10月14日には柔道場開きが行われた。1955年(昭和30年)2月6日、東海三県図書館コンクール中学校の部で5位に入賞、4月20日にはウェストミンスター・チャイム時報機を設置した。その年の12月21日、校歌発表会が行われた。続いて1956年(昭和31年)7月26日にプールが完成、1957年(昭和32年)9月に入浴室と施設整備が進み、1957年(昭和32年)5月15日には体育後援会ができるなどソフト整備もなされた。こうした中、1959年(昭和34年)9月26日に伊勢湾台風が襲来し被災する。 その後も施設整備は続き、1962年(昭和37年)8月25日に通学橋、1966年(昭和41年)4月25日に放送設備、1969年(昭和44年)2月5日に運動場の拡張工事がそれぞれ完成している。ソフト面では給食の開始が挙げられ、1966年(昭和41年)4月25日にミルクだけの給食が提供され始め、1970年(昭和45年)5月12日には学校給食センター完成に伴って完全給食が始まった。 1971年(昭和46年)6月24日、楠町議会は楠中学校の全面改築を議決、同年8月31日には入札を行い2億2千万円で錢高組が落札した。9月6日から工事が始まり、1972年(昭和47年)3月31日、普通教室15教室が完成、続いて8月31日に管理棟と特別室、9月22日に運動場の柵が完成し、10月18日に竣工式を挙行した。その後、1989年(平成元年)と1990年(平成2年)の夏休み中に大規模改造工事を、2001年(平成13年)8月に耐震工事を実施している。平成初期には教員による生徒に対する暴力が絶えなかった。 2005年(平成17年)2月7日、楠町が四日市市に編入合併されたことで、四日市市立楠中学校に改称した。旧四日市市の中学校では学校給食が行われておらず、合併後も楠中学校のみ給食を続けていたが、2012年(平成24年)度から弁当持参か事前予約制の民間企業によるデリバリー給食のどちらかを選ぶ方式に移行し、行政サービスが切り下げられた。ただし、2016年(平成28年)3月24日に四日市市中学校給食検討会は四日市市に対して、「食缶方式の給食を導入することが望ましい」という提言を行っており、今後完全給食が復活する可能性がある。
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