政治活動、社会活動
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デビュー時よりライブやネットを通じて社会に対する主張を行い、国内の原発問題にも事故以前から発言していた。衆議院選挙で立候補の打診を受けたことを切っ掛けに、「政治に参加し、政治をアート」する姿勢を打ち出す、としている。また、アーティストが政治を語るネット番組「NAU(日本アーティスト有意識者会議)」の配信を行なっており、過去にはDELI、Hibikilla、難波章浩、安部芳裕、想田和弘、Kダブシャインらがゲストとして参加した。 2011年3月、東日本大震災を機に、東京から沖縄北部の本部町に避難。「自然農法やエネルギー自給を取り入れながら「新しくて懐かしい」ライフスタイルの模索に入る」としている。 2012年12月、脱原発候補として衆議院選挙に立候補した山本太郎の街頭演説をプロデュースした。 2013年3月、「日本アーティスト有意識者会議(略称 NAU)」を政治団体として登録。その後、「”日本社会の価値観を多様にひらく”必要を感じ」、第23回参議院議員通常選挙へ緑の党からの推薦を受け、比例代表で立候補。連日「選挙フェス」と称する集会を展開し、176,970票の個人票を得たが、緑の党が当選枠を獲得できず落選した。なおこの票数は、落選した候補の中で最多の個人得票数であった。 この選挙戦の様子はNHKのテレビ番組『クローズアップ現代』において「新たなうねり」として紹介され、保守派の学者、御厨貴は相手方と同じ目線で訴えかける積極性があったとし、佐藤哲也は若者を中心に共感を生んだことが成功につながったとしてそれぞれ論評を加えた。また、この番組によると三宅は積極的にTwitterを利用しており、選挙期間中、選挙関連ツイートを978件投稿した。リツイートされた件数34,000回は全候補者、党首の中で最多であった。一方、西田亮介は、具体的な政策を打ち出さず若者の共感を得る選挙運動形式について危険性を指摘している。 その後、緑の党とは決別。2016年6月、山本太郎や元放送作家の座間宮ガレイらの支援を受けて第24回参議院議員通常選挙に東京都選挙区から出馬。2016年6月23日にJR高円寺駅前で行われた街頭演説のYouTube動画は、選挙期間中に再生数が60万回を超えた。2016年6月25日に渋谷で行われた街頭演説では、女優の一色紗英がステージに上がり支持を表明。英国のファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウェストウッドも三宅への投票を呼びかけた。。第24回参議院議員通常選挙の結果は、257,036票を得るも、9位で落選。供託金返還に必要な法定得票はクリアした。 選挙後に三宅は安倍昭恵と面会し、安倍晋三とも電話で会話した。その際、三宅は「お互い世界を愛し、国を愛する憂国の士である」と安倍晋三に語り掛けかけられ、号泣し賛同した。。 2017年9月、三宅が代表を務める政治団体「日本アーティスト有意識者会議(略称 NAU)」の解散を発表した。 2017年11月、イタリアの政党五つ星運動の党三役、リカルド・フラカーロ下院議員と対談を行う。
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