戒帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 04:00 UTC 版)
リ・ハザラ 南北に分裂した戒帝国の北部、北戒の豪族の一人。スジンと結託して高華国に侵攻し空都陥落を企てるが、それを読んでいたスウォンにより敗退を余儀なくされ、自身はヨナ達に打ちのめされた。どうにか逃げ帰ったが、スウォンが話し合いの場に応じ初めて直接対面した際に、優しげな顔の印象と一見甘い停戦条件の提示にイル王のように甘い人物ならば再び力を蓄えて侵攻してやろうと考えていた。だが、去り際にスウォンが見せた決意と気迫に浅慮だったことに青ざめた。その後はクエルボに不意打ちで民と都を奪われ、その翼下に置かれている。優れた武器や馬はほとんどトゥーリ族のものとなっている。 カザック 南戒の貴族で丸々と太った巨漢。ヒヨウの要求に応じ船団を引き連れる。仙水を占拠し、水の部族から高華国を崩壊させようと目論む。 カルガン 戒帝国から商船に潜り込み密入国した少年で、地の部族領の国境沿いの村で出会う。何日も歩き回って空腹だったため、ヨナからユン特製おむすびを盗んだ。惚れっぽい性格なのか、鳥を射落としたヨナに惚れて求婚したかと思えば料理上手なユンを女と勘違いしユンにも求婚していた。ハクの笑顔を見つめているヨナの視線や気持ちに気がつくなど、子供にしてはなかなか鋭い観察眼を持つ。国境付近に兵士が集まり始めて村に帰れなくなってしまったが、ジェハの飛翔する力によって送り届けてもらった。彼が高華国に来たのは彼の村を含めた金州は高華国の領土であった時代もあり、村の人々が高華国を懐かしがっていたため、高華国を見てみたかったから。高熱と頭痛に倒れた四龍のために薬を入手するが、スウォン率いる高華国軍に敗れた戒帝国軍の兵士による町村での虐殺や破壊に遭遇し、必死にヨナ達の元に逃げ帰る。 イン・クエルボ 千州よりさらに北の豪族。勢いをつけてきた元遊牧民族でトゥーリ族の王。火の部族領へ侵攻し、兵力差で一時優勢に立つが、ヨナ一行の加勢により退却する。ヨナとユン、ジェハ、ゼノを捕らえ、ジェハとゼノを戦場に連れていく。トゥーリ族は一夫多妻制で、民のためにヨナを嫁に取ることも選択肢の一つとして考えていた。ユーランに対しては愛妻家。 ユーラン イン・クエルボの妻。ヨナがトゥーリ族に捕らわれていた際に、クエルボに命じられてヨナの身の回りの世話をしていた。 ゴビに、「ヨナを受け渡せば、クエルボがヨナに構うことは無くなり、あなたが嫉妬の炎に焼かれることはない」と言われた際には、「私の思いはそのことには無関係」と、ヨナを守るという芯の強い一面もある。 クエルボを深く敬愛している。
※この「戒帝国」の解説は、「暁のヨナ」の解説の一部です。
「戒帝国」を含む「暁のヨナ」の記事については、「暁のヨナ」の概要を参照ください。
戒帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 04:00 UTC 版)
火の部族領に接する北の大国。権力に翳りが生じて国は南北に分裂し帝国とは呼べなくなっており、北戒はさらに北の境界線に遊牧民族が戦いを仕掛けており皇帝の力は弱まってリ・ハザラのような豪族が力を強めている。南戒は官吏や商人が移り住んで気候も安定しており、皇帝の従兄弟が仮初めの玉座にいる。
※この「戒帝国」の解説は、「暁のヨナ」の解説の一部です。
「戒帝国」を含む「暁のヨナ」の記事については、「暁のヨナ」の概要を参照ください。
- 戒帝国のページへのリンク