悪魔学校関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 15:02 UTC 版)
神様側の関係者はG技を使うのに対して、悪魔側の関係者は「D技」を使っている。悪魔はデーモンズゲートを通って悪魔界から人間界に攻め込んでいるが、悪魔界から見たデーモンズゲートはヘブンズゲートと呼ばれている。 ドラクロア〔ウジェーヌ・ドラクロワ〕 悪魔界の頂点に立つ現悪魔王で、ケプラーとその妻(ガリレオの両親)を殺害したガリレオにとっての仇。残忍な性格で、仲間を平気で見殺しにし、また他の悪魔に王の座を受け渡さずにこれからの千年をまた悪魔王として支配しようとも考えている。また、D技は手の口の部分から強力なエネルギー砲を発射して攻撃をする「暗黒のメテオ(ダークネスメテオ)」と、手から放出する巨大なエネルギーの剣。五悪魔のデフォーの体を乗っ取り、偽のデフォーとして千年バトルに参加し、最終戦ではガリレオ達の前でデフォーの体を捨てて悪魔王という正体を露わにした。その後、ガリレオ達を追い詰めるが、ツナヨシが倒されたことによりDの力が発動(今度は完全にコントロールできていた)したガリレオの「GODパンチ」によって完全に消滅した。 ダヴィンチ〔レオナルド・ダ・ヴィンチ〕 後ろで括り上げた青い髪に黄緑色の肌を持つ悪魔学校の生徒。本人曰くエリートとされ、腕力やスピード共に神様学校のどの生徒より遥に上という程の相当な強さを持つが、その分思い上がる傾向があり、悪魔学校での生活を退屈に感じている。また、D技は手にエネルギーを集中させて周りにある物を切り裂く事が出来る「斬ジャック(キリサキジャック)」と、「神の手」とよく似ている技「悪魔の手(デビルハンド)」。病気を持っている事で体力的に弱っている神様を倒して一気に悪魔界のトップにのし上がることを目論んでおり、変身能力を用いることでオキタの妹であるヒミコに化けて神様学校の扉から侵入する。その後、オキタやイッサ、ショパンやワシントン、パブロフやカント、ゴーギャンといった面子を全員倒し、更にはパワーアップ(悪魔状態の)したガリレオの攻撃すら耐え凌いだが、神様には勝つ事は出来ずに彼の一撃によって吹き飛ばされた。消滅した描写はなく、その後の登場もない為最終的にどうなったかは不明。 ドガ〔エドガー・ドガ〕 縁の太い眼鏡をかけている悪魔。ガリレオたちような敵には厳しく、自らも強さを自負して悪魔王になる事を公言する程に自意識は高いが、一方では同じ悪魔に対する仲間意識はあるらしく、ドラクロアに体を乗っ取られたデフォーに倒されそうになる前には「俺たちは仲間だろ」と言っていた(その際にデフォーが本物ではない事を見抜き、倒れる前に「お前は一体何者なんだ?」と問いかけていた)。足に鋭い爪を持ち、ダリやドストエフスキーと同じ形状の尾、普段はしまっているが、背中に翼がある。また、D技はエネルギー状の剣を作り出して攻撃する「破滅ソード(カタストロフィソード)」と、そのエネルギーをビームにして放つ「破滅キャノン(カタストロフィキャノン)」。神さまがG技でデーモンズゲートを閉じようとする前に現れ、後ろから神さまを撃った。その後、千年バトルでは連携攻撃を仕掛けようとしたアシモフとベルをまとめて返り討ちにするが、直後に現れたデフォー(ドラクロア)から「悪魔に仲間なんていない」と突き放され、最後は彼のD技によって生命エネルギーを吸い尽くされて倒された。 ドストエフスキー〔フョードル・ドストエフスキー〕 ドガ等と共にデーモンズゲートに着いた神様等の前に現れた悪魔。巨体で、全身に鎧らしき物を纏い、小さい翼に鋭い爪、長めの尾を持つ。また、D技は口から破壊力抜群の音波砲を放つ「地獄ブレス(ヘルブレス)」と、ダメージを与えない代わりに受けた相手をしばらくの間動けなくさせる音波砲を口から放つ「暗黒ボイス(デスボイス)」。 千年バトルではガリレオとツナヨシを相手に戦い、Gーパンの連打を受けても余裕で立ち上がり、逆に暗黒ボイスでガリレオの動きを封じ、彼を足蹴りにした上で止めを刺そうとしたが、ツナヨシに阻まれる。その後、邪魔された怒りからツナヨシを叩きのめすが、最後はツナヨシが倒された怒りによって悪魔の力に目覚めたガリレオのDーパンを受けて消滅した。 アンデルセン〔ハンス・クリスチャン・アンデルセン〕 頭巾を被ってサングラスをかけている悪魔。D技は爪に帯びた強力な稲妻を相手に落とす「黒き閃光」。 千年バトルではオキタと戦ったが、オキタの「炎ボンバイエ」により頭巾とサングラスが外れ、正体がヒミコであることが判明。妹に攻撃のできないオキタを圧倒するが、オキタの差し出した四ツ葉のクローバーを見たことで洗脳が解け、オキタと再会を喜び合った。 ダザイ〔太宰治〕 コアラのような姿をしている悪魔。眼鏡をかけており、頭に小さな角が2本ある。また、D技は光の矢を放つ「多魔矢(たまや)」。千年バトルでは元に戻ったヒミコ(アンデルセン)を始末しようとD技を放ち、彼女を庇ったオキタに重傷を負わせるが、その光景を目にして再び悪魔の力に目覚めたガリレオのDーパンを受けて消滅した。 デフォー〔ダニエル・デフォー〕 髑髏のマークの付いた尖り帽子を被ってマントを着た悪魔。見た目はわりと落ち着いているが、本性はかなり残忍で、自分を仲間と言ったドガを自らのD技によって戦闘不能にする等、同じ悪魔でも簡単に裏切る度胸を持つ(本人曰く「悪魔に仲間なんていない」とのことである)。また、D技は掌にある口で相手の生命エネルギーを吸い込む「魂喰い(ソウルイーター)」で、この口からはエネルギー弾を撃つことも出来る。 実は千年バトルの前に新しい体を手に入れる事を目論んでいたドラクロアによって体を乗っ取られ、この体を利用されたまま参戦することになる。その後、仲間を庇ったゴーギャンを罵ってガリレオの怒りを買い、彼の攻撃を受けるが、その時にドラクロアによって体を捨てられたことで消滅した。 ダリ〔サルバドール・ダリ〕 遠征に出向く1組及び神様の乗った車を襲おうとした悪魔。「ブヒャ」が口癖で、またパワーはとても強い上にドラクロアと同じ形状の翼があり、空を飛べる。また、D技は大きく開いた口でブラックホールのようにあらゆる物を吸い込んで消し去ってしまう「暗黒バキューム(ブラックホールバキューム)」で、口より大きな物は砕く等して小さくしないと吸い込めない。神様達を守ろうとしたガリレオと戦い、「Gーパン」を至近距離から喰らっても立ち上がり、逆にD技でかなりの所まで追い詰めるが、最後はガリレオの機転によって自分自身を「暗黒バキューム」で吸い込んで消滅した。
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