恭州国
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首都は緯州の連檣(れんしょう)、王宮は霜楓宮。供王は珠晶、麒麟は供麒。治世90年ほど。主な産業は林業など。黄海の北西部にある令乾門を飛び地として所有している。首都の連檣はその名の通り、連檣山が連檣の周りを弧を描くように抱き込み帆柱のように並び立っている北へ向けての上り坂の街である。 先王崩御後27年間にわたって王不在による荒廃が進んでいたが、新王珠晶の下で国内の復興はほぼ目処が付き、現在は比較的安定している。そのため近年は王不在となっている芳国を支援したり、亡国の兆しを見せ始めた柳国に備え始めるなど近隣に目を向け始めているが、奏や雁などの大国はもちろん、隣国範と比べても国力はまだまだ弱い。珠晶は昇山の途中で、国王になったら恭全体を乾の街のような「妖魔に対する防備を備えた国」にして次の王不在期間に備える、更にそれは王がいる間でなければ出来ない、と語っていた。 延王尚隆によれば、慶とは逆に過去に途方もなく長く在位した女王がいたため女王に対しては好意的で、むしろ新王が男だと民はがっかりするほどである。
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恭州国
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珠晶(しゅしょう) 声 - 山崎和佳奈 現在の供王。姓名は蔡晶 (さいしょう)。12歳で登極した歴史上最年少の女王。見た目は愛らしい少女であるが、治世は90年以上。頭脳明晰で決断力・行動力に富み、自分にも他人にも厳しい評価基準を課している。気性が激しく、口より先に手が出る傾向がある。 芳国を追放された祥瓊を引き取り、あえて奚の一人として働かせる。最終的に立ち直った祥瓊を「国外追放、以後の自国への立入りを禁ずる」という形で赦している。 恭国で有数の商家の末娘として生まれ、幼い頃から父親に溺愛され何不自由無く育てられるも、先王崩御より27年に渡る王不在により荒廃していく国を憂い、官として国を支えることを目指す。学頭が妖魔に殺されて庠学が閉校になったことで、ついに12歳にして昇山を決意する。昇山途中で利広と出会い、また黄海の入り口の乾で頑丘を護衛として雇い、更に絶体絶命の危機に犬狼真君と遭遇して加護を受けるなど、多くの幸運に恵まれ、見事に成就する。登極はその統治の困難さを感じさせるに十分であったが、利広の計らいと宗王の後ろ盾によって成功する。 騎獣が好きで、幼い頃は騎商(騎獣を扱う商人)になる夢を持ち、王に選ばれなければ頑丘に弟子入りして朱氏になるつもりだった。 供麒(きょうき) 声 - 大川透 恭国の麒麟。あかがねに近い金髪。上背がありがっしりとした恰幅のいい外見かつ、優しすぎる性格。王を選定するまでの30年近くを蓬山で過ごし、珠晶からは最初の誓約の段階で既にそのことで平手打ちを食らっている。何事にも寛容さと温情を示している。珠晶の逆鱗に触れて叱咤されても、それすらも包み込むような慈愛に満ち溢れている。 相如昇(そう じょしょう) 珠晶の父親。連檣で著名な豪商。林業から身を興した。その商いのやり口はなかなかあくどい。扱わない品は無いという意味で「万賈」とも呼ばれる。妻は玻娘。3男4女があり、珠晶以外は父親の商売を手伝っている。珠晶に付けた家庭教師には商売の事ばかり教えさせている。特に珠晶を可愛がっていたが、珠晶からは内心見限られている。 室季和(しつ きわ) 珠晶とともに昇山したひとり。恭国の豪商。一見温和で物分りの良い老人で、剛氏達のやり方に追従する柔軟性ある人物に見られていたが、実際は思い込みが激しく、剛氏のやり方も形だけ真似るだけで意味を理解しておらず、更に他人の忠告も都合の悪い事は軽視する性格。剛氏の忠告を無視して妖魔の縄張りに進んだ挙句に、妖魔に襲われると荷物と一緒に随従をも置き去りにして逃げた。 鉦担(しょうたん) 室季和の家生で、随従として昇山に同行していた。季和に置き去りにされた後は、同様に置き去りにされた者達と共に珠晶の指揮の下で妖魔と対決する。 聯紵台(れんちょだい) 珠晶とともに昇山したひとり。恭国生まれだが雁国で商売をしている。他国で商売をしている故か独立心旺盛で、黄海を熟知した剛氏達のグループと感情的に対立した後は、独力で昇山しようとするグループのリーダー格となる。黄海の危険性に対しては季和よりも理解が早く、剛氏達と反目しつつも忠告を聞き入れるだけの度量を示し、単に強情なだけの人物でない事を示した。
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