山岡士郎と栗田ゆう子一家
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「美味しんぼの登場人物」の記事における「山岡士郎と栗田ゆう子一家」の解説
山岡 士郎 演 - 唐沢寿明(テレビドラマ・金曜エンタテイメント版)、松岡昌宏(テレビドラマ・土曜プレミアム版)、佐藤浩市(映画) 声 - 井上和彦(テレビアニメ) 本作の主人公。初登場時27歳。東西新聞社文化部記者。美食倶楽部を主宰する世界的陶芸家海原雄山の一人息子。父子関係の決裂で実家を飛び出してから、母親の姓を名乗り続けている。普段はグータラだが食への造詣が深く、「究極のメニュー」づくりを任される。料理勝負では海原雄山以外の人間に負けたことがない。共に「究極のメニュー」を担当する栗田ゆう子と結婚する。 中川ら美食倶楽部関連の男性陣を呼び捨てにしているが、チヨを除く女性陣のことは「さん」付けで呼ぶ。 劇中で最初は敵方であった人物たち(板山社長など)を味方につけている。 大学は浪人して入学している。 料理の腕も板前なみであり、調理に関係する科学的な知識や食用とされる生物にも詳しい。 料理の腕は中川に徹底的に教え込まれており、実母と乳母代わりのチヨに育てられた。 山岡(栗田) ゆう子 演 - 石田ゆり子→富田靖子(テレビドラマ・金曜エンタテイメント版)、優香(テレビドラマ・土曜プレミアム版)、羽田美智子(映画) 声 - 荘真由美(テレビアニメ) 本作のヒロイン。山岡士郎の妻。初登場時22歳。東西新聞社文化部記者。新入社員として文化部に配属されたが、出勤3日目にしてその味覚を買われ、士郎と共に「究極のメニュー」を担当することになる。のちに士郎と結婚。この漫画の前半頃には話の進行を、アニメではナレーションを担い、彼女の視点でストーリーが進行する。雄山とは紆余曲折を経て良き理解者となり、時折相談に訪れている。 結婚後も夫婦で東西新聞社に勤務しており、同じ姓が二人いると電話対応などで不便なため、社内および仕事上では旧姓の「栗田」を名乗り続けている。 山岡 遊美 山岡家長女。陽士の双子の姉。初登場作品は75巻「双子誕生!!」。性格はおとなしく、幼少時は滑舌が悪かった。 名付け親は父の士郎で、辰さんの「遊ぶ心」を感じ、そこに「美しさ」をつけ加えたものだが、当初ゆう子の親族らから猛反対された(75巻「命名騒動!?」)。母に伴われて雄山に引き合わされた際、雄山は「士郎がつけたにしてはいい名だ」と見抜いた(曰く「自分の子供に遊ぶの字を入れる親はそうおるまい」)。 名前の由来は原作者の長女から。 山岡 陽士 山岡家長男。遊美の双子の弟。初登場作品は75巻「双子誕生!!」。性格は腕白で、幼少時は海原雄山の頭に登りたがっていた。 名付け親は母のゆう子で、雄山の書から朱子の言葉を引用し、そこに「士」の文字をつけたもの。なお「士」の由来は士郎ではなく「私の初恋の人」からとったとしている。 名前の由来は原作者の長男もしくは次男から。 山岡 遊璃 山岡家次女。 初登場作品は99巻「病院食にも喜びを」。また、名前の由来は原作者の次女から。
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