少女期から悟空との結婚まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 00:46 UTC 版)
「チチ (ドラゴンボール)」の記事における「少女期から悟空との結婚まで」の解説
小さい頃、自分が住むフライパン山の火を消すべく亀仙人から芭蕉扇を借りるため、カメハウスに向かう途中で孫悟空に出会う(悟空たちより先にヤムチャやプーアルとも出会っている)。 髪型は少女期は下ろしており、青年期はポニーテール、成年時はシニヨンにしている。幼少時はマント(アニメでは緑色)が付いたブルーのビキニアーマーとピンクの手袋とブーツを着用し、ブーメランのように使用できるカッターが付き、額部分からビームが出せるピンクのヘルメットを被っている。自分を追っていた肉食恐竜を泣きじゃくりながらもカッターで斬首しビームで消滅させた姿を見て、ヤムチャとプーアルが唖然とした。 初対面の亀仙人に対しては本人かどうか確認しようと不意を付いてヘルメットのカッターを投げつけ、それを持っている木の杖でとっさに防御しようとした亀仙人の顔に深々と刺し、それを引き抜く際に土足で顔を踏みつけている(チチ自身に悪意はなく、詫びている)。そのため、自分の弟子の娘とはいえ亀仙人もいい印象は持っておらず、この時に「アイツ嫌い」と発言している。後年は彼女のことを「はねっかえり娘」と評している。攻撃的な一面も目立つが、根は清らかな心の持ち主で、筋斗雲に乗れる。本人いわく「おらの心は水洗便所みたいにきれい」。筋斗雲で悟空と共に飛行中、性別を調べるために股間を蹴られたことがきっかけで悟空に恋心を寄せるようになり、「嫁に貰う」約束を取り付け、それを信じて悟空のことを6年間も待ち続けたという一途な面を持つ。 しかし当の悟空はというと、彼女の思いに全然気づいていなかったばかりか「ヨメ」とは食べ物の事だとばかり思っていた。 結婚の約束から7年、チチは天下一武道会に「匿名希望」として出場し、悟空と対戦してようやく彼の過去の記憶を取り戻し、二人はそのまま晴れて結ばれる事となった。 アニメでは天下一武道会の後、数話に渡って夫婦の冒険が描かれており、牛魔王の城で結婚式を挙げてから新生活をスタートさせる。また、後にアニメ『ドラゴンボールZ』において「デートのことを知らない悟空に『恋人同士が好きなことをやるもの』と教えたが、勘違いした悟空が急に組み手を始め『正拳突き』が心に刻み込まれた」という、悟空との初デート時の様子を息子の悟飯に語る。 原作では最初に会ったときから天下一武道会まで悟空と再会する場面はないが、アニメでは幼少期に2度再会している。レッドリボン軍編第31話では祝言で悟空にあげる花をつんでいた際に再会するが、レッドリボン軍に襲われた牛魔王を助けた直後に悟空がドラゴンボールを探し求めに行ったためすぐに別れた。また、ピッコロ大魔王編第118話では牛魔王にピッコロ大魔王をやっつけて欲しいと言い、無理だと言われるが悟空ならきっとやっつけてくれると信じた。第119話ではピッコロ大魔王の命令で牛魔王の抹殺に来た軍隊に抵抗している際に、キングキャッスルに向かう途中だった悟空に助けられる形で再会する。第123話で謎の人物がピッコロ大魔王が倒したと世界中に報じられた際には彼が倒したのだと信じていた。原作では、天下一武道会の最中に悟空たちの会話で悟空がピッコロ大魔王を倒したことを知り、驚いている。 幼少期から一貫して悟空のことを「悟空さ」と呼ぶ。父である牛魔王のことは「おとう」と呼んでいる。 少女時代から成長するまでの数年間に、女性武道家として牛魔王の亀仙流を基本とした修行をこなす。その結果、天下一武道会本戦に出場できるほどの強さを体得した(後述)。
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