小島楓(こじま かえで)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:41 UTC 版)
「救命病棟24時の登場人物」の記事における「小島楓(こじま かえで)」の解説
演 - 松嶋菜々子(第1、3、4、5シリーズ)(少女期:朝倉さくら) 経歴:都立第3病院救命救急センター研修医〈25〉(第1シリーズ) → 都立第3病院救命救急センター救命医〈26〉(第1シリーズ最終回) →東都中央病院高度救命救急センター救命医〈31〉(第3シリーズ) → 清和第一病院高度救命救急センター救命医〈35〉(緊急スペシャル 救命病棟24時〜救命医・小島楓〜) → 海南医大高度救命救急センター救命医〔⇒医局長〕〈35〉(第4シリーズ) → 国立湊大学附属病院救命救急センター医局長〈39〉(第5シリーズ) 1974年1月5日生まれ。血液型は、O型。 長野県出身。後に同僚となる夏目衛に幼少期に助けられたことが医師を目指す切っ掛けになる。私立大学医学部出身。婚約者だった加賀の死後はずっと独身である。 第1シリーズ 小島は頼りない研修医であるが進藤一生と出会い厳しい指導の下、技術や心構えを学び、成長していく。最初は進藤の指導方法に疑問を感じ何かと対立していたが徐々に進藤という人間を理解していく。(ちなみに進藤からの最初の指示は医局の冷蔵庫内の整理と進藤の食べるカツ丼を小島が代わりに電話注文して届いたら寝ている進藤を起こせ、という内容だった)初対面で進藤から「おい、そこのデカい女」と呼ばれるなど、小島と進藤の最初の出会いは決して後の2人の強い師弟関係を想像させるものではない険悪な雰囲気だった。第1シリーズ最終話で1年後、都立第3病院救命救急センターに正式に救命医として配属されている。 第3シリーズ 一人前の救命医となっており河野純介の指導医をしている。ある講演で恩師の進藤と再会。私生活では商社マンの加賀裕樹からプロポーズされ、仕事と結婚のどちらを選ぶか悩んでいた。東都中央病院高度救命救急センターの初療室で震災に遭う。首都直下地震で大混乱の中、救命救急センターには患者が殺到。多くの困難の中、進藤や仲間たちと治療にあたる。後に婚約者の裕樹と再会するが容態が急変、進藤や小島たちの懸命な蘇生処置も及ばず死別。当初は気丈に振る舞っていたが、搬送された患者の初療中に処置手順を忘れてしまうなど、実は深くショックを受け憔悴しきっていた。小島の精神状態を考えて心配した進藤や医局長の黒木の配慮により一度病院から離れ、裕樹の亡骸と共に葬儀の為、岡山へ。喪失感で現実を受け入れられない日が続いたが、あることを境に自分の心に整理をつけ救命医として復帰することを決意。東都中央病院に帰ってくる。 第4シリーズ 救急車に載せたまま搬送病院が決まらずたらい回しにされていた子供の患者を小島が受け入れるも死なせてしまい、遺族に民事訴訟を起こされ救命医を辞めていた。澤井悦司の一計により遺族は訴訟を取り下げ小島を許し、再び救命医として進藤と共に働き始める事となる。その関係で澤井より受入れ患者を絞る協力を依頼される。澤井から医局長就任の話を持ちかけられ、一度は断るも最終的には澤井の後任として医局長に就任した。 第5シリーズ 若くして海南医大の医局長に就任した小島の元、スタッフを増員し、充実した医療体制を整えた実績を買われた事が切っ掛けで、24時間体制の全科救急診療(ER)を備えた国立湊大学付属病院救命救急センターに女性初の医局長として迎えられた。進藤のような生まれながらのリーダータイプではない小島だが、自分なりのやり方で若い医師を育てたり、現場責任者としてチームの統率を模索していく事となる。なお、2011年の東日本大震災ではDMAT(災害派遣医療チーム)に出動要請を受け参加したが被災地に入る手段が確保出来ず羽田に待機、被災者を救えず強い無力感を感じたと夏目に話している。
※この「小島楓(こじま かえで)」の解説は、「救命病棟24時の登場人物」の解説の一部です。
「小島楓(こじま かえで)」を含む「救命病棟24時の登場人物」の記事については、「救命病棟24時の登場人物」の概要を参照ください。
- 小島楓のページへのリンク