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孫喆

(孫まこと から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/03 09:38 UTC 版)

 孫喆 七段
名前 孫喆
生年月日 (1996-02-21) 1996年2月21日(29歳)
プロ入り年 2010年
出身地 神奈川県
所属 日本棋院
師匠 萩原睦七段
段位 七段
概要
タイトル獲得合計 1
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孫 喆(そん まこと、Sun Zhe1996年2月21日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士。七段。萩原睦七段門下。神奈川県横浜市出身[1]。主な実績に第44期新人王戦優勝、第44期名人戦リーグ入りなど。妻は囲碁棋士の星合志保[2]

経歴

2010年、院生序列1位で臨んだ日本棋院の冬季棋士採用試験で、2位に孫を含む3人が10勝5敗で並び、院生序列上位者優先の規定によりプロ入りとなる(1位は常石隆志[3][1]

2011年3月、日中精鋭対抗戦で於之瑩初段、張涛三段らを破る。結果は4勝4敗。4月1日入段。

2012年1月1日、二段(賞金ランキングで昇段)。10月28日、非公式棋戦の中野杯U20選手権で準優勝(決勝戦で一力遼二段に敗退)[4]

2013年9月16日、第39期碁聖戦で本戦入り。

2014年2月7日、三段(勝ち星対象棋戦通算40勝)。

2015年12月4日、四段(勝ち星対象棋戦通算50勝)。

2017年1月1日、五段(賞金ランキングで昇段)。

2017年10月2日、第42期新人王戦で準優勝(決勝戦で芝野虎丸七段に0勝2敗で敗退)[5]

2018年1月1日、六段(賞金ランキングで昇段)。

2018年11月8日、第44期名人戦最終予選で余正麒七段・金澤秀男八段・藤井秀哉七段に勝利し、自身初の三大棋戦リーグ入りを果たす[6]。これにより、翌9日付で七段昇段。同年12月から翌2019年8月にかけて行われた名人戦リーグでは、2勝6敗の8位タイでリーグ陥落[7]

同2019年10月7日、第44期新人王戦決勝戦で、小池芳弘四段を2勝0敗で下し優勝[8]、自身初タイトルを手にする。

2024年の棋聖戦で初のSリーグ入後、2回戦で過去棋聖9連覇の井山裕太に半目で破る。しかしSリーグでは5位でAリーグ降格。25年の本因坊戦で準決勝で上野愛咲美六段を撃破、挑戦者決定戦進出。

棋歴

獲得タイトル

良績等

  • 本因坊戦 挑戦者決定戦進出(第80期)
  • 新人王戦 準優勝(第42期)
  • 棋聖戦 Sリーグ入り(第49期)
  • 名人戦 リーグ入り(第44期)
  • 中野杯U20選手権 準優勝(第9回、非公式棋戦)

昇段履歴

  • 2011年4月1日 入段
  • 2012年1月1日 二段(賞金ランキング)
  • 2014年2月7日 三段(勝ち星対象棋戦通算40勝)
  • 2015年12月4日 四段(勝ち星対象棋戦通算50勝)
  • 2017年1月1日 五段(賞金ランキング)
  • 2018年1月1日 六段(賞金ランキング)
  • 2018年11月9日 七段(第44期名人戦リーグ入り)[6]

脚注

  1. ^ a b 孫喆(そん まこと)さんも冬季棋士採用試験合格!!”. kanagawa-igo.net. 2020年12月21日閲覧。
  2. ^ 囲碁棋士・星合志保三段と孫喆七段が“七夕婚”「夫婦で支え合い、より一層精進してまいります」”. スポーツ報知 (2022年7月15日). 2022年7月18日閲覧。
  3. ^ 平成23年度冬季棋士採用試験本戦”. 日本棋院のアーカイブ. 2019年11月21日閲覧。
  4. ^ 第9回 中野杯”. 日本棋院. 2019年11月21日閲覧。
  5. ^ 第42期 新人王戦”. 日本棋院. 2019年11月21日閲覧。
  6. ^ a b 孫喆、初のリーグ入り
  7. ^ 第44期 名人戦”. 日本棋院. 2019年11月21日閲覧。
  8. ^ 第44期 新人王戦”. 日本棋院. 2019年11月21日閲覧。

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