大空魔竜隊
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ツワブキ・サンシロー 声 - 神谷明 18歳。本作の主人公。プロ野球チーム「レッド・サン」の二軍投手で、魔球をひっさげて一軍デビューの予定だったが、暗黒ホラー軍団の攻撃で利き腕の左手が使えなくなり引退。大文字博士の誘いでガイキングのパイロットとなる。サウスポーであるがガイキング自身は右でハイドロ・ブレイザーを投げる描写もある。作中一度だけ「レッド・サン」に復帰したが、試合には登板しなかった。第21話でエリカから「飾り気がなく男らしい人」と評されている。第2話で人体プラズマを発生させてトラックを空中に吹き飛ばす超能力を発揮するが、彼や大空魔竜チームが優れた超能力者という設定は後にかなり縮小されてしまったため、その後の戦いでこの能力は登場しなくなる。 大文字博士 声 - 柴田秀勝 45歳。大空魔竜戦隊の創設者であり、総責任者。早くから宇宙からの侵略を予見し、密かに超能力者を集めて大空魔竜戦隊を組織した。普段は温厚で冷静な紳士だが、第32話ではポー船長から侮られて珍しく激昂する場面がある。 フジヤマ・ミドリ 声 - 小山まみ(小山茉美) / 冬馬由美(『新スーパーロボット大戦』のみ) 17歳。大空魔竜の通信担当。大空魔竜戦隊の男性陣に人気があるが、特に気のある男性はおらず、サンシローやヤマガタケ等、自身に気のある男性のあしらいに長けた一面も持つ。 幼い頃に記憶を失っていたところを大文字博士に拾われて養女として育ったが、実はピジョン星人という意外な正体を持っている。 ピート・リチャードソン 声 - 井上真樹夫 18歳。大空魔竜のメインパイロット。アメリカ海兵隊あがりの元トップガンで、大空魔竜の中でも気障でクールな性格故にサンシローと衝突することも多い。第9話で弟のトム(声- 野沢雅子)に対しても厳しく接するなど情に流されず振る舞うが、それらは地球を守る使命感ゆえのものであり、本来は優しい性格。考古学に関して強い興味を持っているが時に盲目になることもあり、それを敵に利用され大空魔竜を乗っ取られる失態を犯したこともある。 父は豪華客船の船長であったが安定航路を確信して泥酔してしまい、嵐が来ることを予測出来ず母と共に死亡してしまった。それが父を反面教師として彼が完璧主義者を目指す所以である。 サコン・ゲン 声 - 山田俊司(キートン山田) 20歳。大空魔竜のシステム・技術担当で戦隊の参謀長。IQ340の超天才で、自分の頭脳を直結してコンピューター代わりにするという離れ業をやってのけたこともある。趣味は釣り。チーム一クレバーな男であるが時に熱くなることもある。「フェイスオープン」でのガイキングの追加武装は彼の発案による。 ヤマガタケ 声 - 加藤修(加藤治) 18歳。大空魔竜戦隊のコンバットフォースの一員で剣竜バゾラーのパイロット。元・大山部屋所属の力士で、幕下以下のふんどし担ぎに過ぎなかったが横綱より上の縦綱を名乗ったことがある。基本的に単細胞な性格で、惚れているミドリに弱く、サンシローやピートに対抗心を燃やすことも多い。 ファン・リー 声 - 徳丸完 18歳。大空魔竜戦隊のコンバットフォースの一員で翼竜スカイラーのパイロット。香港出身で、かつては元キックボクシングの世界チャンピオンであった。かつて両親を失い、弟のサン・リーとキックボクシングの弟分であったチャンメイを暗黒ホラー軍団の手により失うなど、不幸が多い。性格は穏やかで思慮深く、サンシローの抑え役に回ることも度々ある。 ハヤミ・ブンタ 声 - 緒方賢一 18歳。大空魔竜戦隊のコンバットフォースの一員で魚竜ネッサーのパイロット。穏和で陽気なムードメーカー。元ダイバーゆえに素潜りが得意で水深90メートル程は潜れる。常に敬語で話し、大柄な体格に似合わず繊細である。 ハチロー 声 - つかせのりこ 大空魔竜基地のある御前崎灯台の灯台長の息子。一応、食料班に所属しマスコット的な子供としての立ち位置。彼の活躍でホラー軍団を撃滅したこともある。
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