暗黒ホラー軍団(ゼーラ星人)
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「大空魔竜ガイキング」の記事における「暗黒ホラー軍団(ゼーラ星人)」の解説
ダリウス大帝が組織したゼーラ星の地球侵略軍。ゼーラ星の優れた科学力を結集して生み出される暗黒怪獣を主力運用兵器とし、ダリウス以下デスクロス四天王を初めとするロボット幹部、優れた人間を強化改造したデスクロス騎士団、生体改造兵士である暗黒騎士、暗黒鳥人を構成員とし、さらに移民船団はゼーラ軍人が管轄している。高度な科学力と兵器を持つものの、圧倒的に総兵力が不足しているためにゼーラ星が崩壊するまで総攻撃をかけることはなかった。第44話で全軍で地球侵略に当たるが、大空魔竜、ガイキングが居ない状況にも関わらず、日本の防衛軍にすら手こずる有様だった。 ダリウス自身はゼーラ星の太陽に当たるシグマ星がブラックホール化した数千年前から存在していたが、第3話に登場するゼーラ星人803号の発言によれば、暗黒騎士団(後にデスクロス騎士団に再編)、暗黒鳥人部隊を始めとする暗黒ホラー軍団の結成はごく最近である。 ダリウス大帝 声 - 緒方賢一 地球から6千光年の彼方にある滅亡の危機に瀕したゼーラ星人が、生存の道を探るべく創り出した機械神(巨大コンピュータ)。しかし、逆に創造主たるゼーラ星人を支配し、地球への移住をめざして侵略を開始する。ダリウスの真の目的は地球侵略に留まらず、全宇宙支配だと第3話で明言している。このことから、文明発生以前の地球やエメラルド星等、宇宙征服のための補充兵力にならないと判断した星は移住対象と見なさず、人的、物的被害を拡大した。 目・鼻の上に口がある異様な顔つきが特徴でデスクロス四天王より遥かに巨体。第20話で数千年前から存在していたことが明らかになっている。ゼーラ星人絶滅の危機を救おうとはしているものの、愛情や信頼という人間固有の心が理解できないため、地球人との友好による移民論者をことごとく粛清してしまい、第43話で市民達から侵略に固執して移民交渉をしなかったことを詰問され、ついには市民を見捨てて部下達だけでゼーラ星を脱出してしまう。 第43話の最終決戦で初めて大空魔竜チームの前に姿を現して宣戦布告し、第44話で単身ガイキングや大空魔竜と剣で戦い、傀儡のようなロボットの正体を明かす。目から発射される破壊光線は一撃でガイキングの左腕を吹き飛ばし、大空魔竜の突進も押さえ込む程の怪力だが、弱点である頭部の電子頭脳をハイドロブレイザーで破壊され爆散した。 主題歌3番の歌詞では"大王ブラックダリウス"となっているが、劇中でそう呼ばれたことはない。 第35話では例外的にダリウス以下、四天王、デスクロス騎士、暗黒鳥人も登場しない回になっている(暗黒怪獣のみ登場)。
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