大久保利通とは? わかりやすく解説

おおくぼ‐としみち〔おほくぼ‐〕【大久保利通】


大久保利通

作者奈良本辰也

収載図書時代小説大全集 5 人物日本史 明治大正
出版社新潮社
刊行年月1991.9
シリーズ名新潮文庫


大久保利通

作者海音寺潮五郎

収載図書幕末動乱男たち改版
出版社新潮社
刊行年月2008.4
シリーズ名新潮文庫


大久保利通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/15 06:44 UTC 版)

大久保 利通(おおくぼ としみち、文政13年8月10日1830年9月26日〉- 明治11年〈1878年5月14日)は、日本政治家[1]武士(旧薩摩藩士)。幼名正袈裟通称正助一蔵利済、のち利通甲東位階勲等従一位勲一等


注釈

  1. ^ 御小納戸役は6人扶持以上の職であるので、小姓与格が就任すると、一代小番になれる。
  2. ^ 市来四郎の日記に、「速なる昇進にて、人皆驚怖いたし物議甚しく候」と書かれるほどの異数の大抜擢だったという。なお、この年文久3年に両親をともに亡くす[10]
  3. ^ 久光の七男・真之助が元服し、久済と名乗ったため、「済」の字を避諱したという[11]
  4. ^ これが、管船政策の濫觴となった[12][13]
  5. ^ 小倉百人一首祐子内親王家紀伊「音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の 濡れもこそすれ」の本歌取り

出典

  1. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)「大久保利通」
  2. ^ 『伊藤博文』羽生道英 PHP研究所 2004 133頁
  3. ^ 『日本人の覚悟』嶌信彦 実業之日本社 2014 58頁
  4. ^ 『早わかり幕末維新 ビジュアル図解でわかる時代の流れ!』外川淳 実業之日本社 2009 297頁
  5. ^ 毛利敏彦『大久保利通』(中公新書)、5頁
  6. ^ 勝田孫彌『甲東逸話』冨山房、1928年 附録「甲東年譜」p.11
  7. ^ a b 勝田孫彌『甲東逸話』冨山房、1928年 附録「甲東年譜」p.12
  8. ^ a b 勝田孫彌『甲東逸話』冨山房、1928年 附録「甲東年譜」p.13
  9. ^ a b 勝田孫彌『甲東逸話』冨山房、1928年 附録「甲東年譜」pp.13-14
  10. ^ 勝田孫彌『甲東逸話』冨山房、1928年 p.280
  11. ^ 大久保利通日記1
  12. ^ 寺島成信『帝国海運政策論』巌松堂書店、1923年、第二篇「本邦海運政策の沿革」第一章「海運政策の変遷」第一期「本邦海運の萌芽発育時代(明治維新より日清戦役に至る)」二「本邦海運政策の濫觴」に、「八年五月大久保内務卿の建議」「八年九月三菱に対する政府命令書と航海補助金」「本邦近代的海運政策の起原」「三菱と米英船との競争」の項。
  13. ^ 逓信省『逓信事業史 第6巻』逓信協会、1941年、第十篇「管船」第三章「海運及造船事業に関する政策及法令」第一節「明治前期」第三款「大久保内務卿の海運政策樹立建白」。
  14. ^ 勝田政治 『“政事家”大久保利通―近代日本の設計者 』講談社選書メチエ、2003年、第五章「征韓論政変」3「国家目標としての民力養成論」イギリスをモデルに
  15. ^ 遠矢浩規『利通暗殺 紀尾井町事件の基礎的研究』(行人社、1986年)
  16. ^ 勝田(2003) p.19/127
  17. ^ 服部敏良『事典有名人の死亡診断 近代編』(吉川弘文館、2010年)58頁
  18. ^ 佐々木克 2004, p. 62-65、77-79.
  19. ^ 歴史秘話ヒストリア”. NHK. 2021年7月17日閲覧。
  20. ^ 『大隈侯一言一行』近代デジタルライブラリー『大隈侯一言一行』
  21. ^ a b 『大隈伯百話』近代デジタルライブラリー
  22. ^ 『伊藤侯,井上伯,山県侯元勲談』近代デジタルライブラリー
  23. ^ 『牧野伸顕 回顧録』p53
  24. ^ 『早稲田清話』P275
  25. ^ 御厨貴編著『近現代日本を史料で読む』p.13
  26. ^ Exslt 社 2023年8月24日
  27. ^ 鈴木鶴子『江藤新平と明治維新』
  28. ^ 『江藤新平』鹿島桜巷著 実業之日本社 明44.9
  29. ^ 佐々木克 2004, p. 60-61.
  30. ^ 佐々木克 2004, p. 36-37、52、73-75.
  31. ^ 中西進監修『実はこの人こんな人』 四季社、2002年4月10日、ISBN 4-88405-126-2 C1023
  32. ^ 佐々木克 2004, p. 36-38、52、73-75.
  33. ^ 佐々木克 2004, p. 188-189.
  34. ^ 『済世遺言』
  35. ^ 佐々木克『大久保利通―明治維新と志の政治家』山川出版社〈日本史リブレット〉人72、2009年
  36. ^ a b 『甲東逸話』
  37. ^ 『逸事史補』
  38. ^ 『氷川清話』P359
  39. ^ 『早稲田清話』P283
  40. ^ 『大隈伯演説座談』近代デジタルライブラリー
  41. ^ 『伊藤公直話』P5
  42. ^ a b 『伊藤候井上伯山縣候元勲談』
  43. ^ a b c 『大久保利通之一生』近代デジタルライブラリー
  44. ^ 『木戸松菊公逸話』P27
  45. ^ 『木戸松菊公逸話』P38
  46. ^ a b 『甲東先生逸話』
  47. ^ 『甲東逸話』近代デジタルライブラリー
  48. ^ 『園公秘話』P141
  49. ^ 『大久保甲東先生』
  50. ^ a b c d 『大久保利通』白柳秀湖著
  51. ^ 佐々木克 2004, p. 22.
  52. ^ 佐々木克 2004, p. 31.
  53. ^ 『牧野伸顕 回顧録』p21
  54. ^ 佐々木克 2004, p. 39-40.
  55. ^ 佐々木克 2004, p. 40-41.
  56. ^ 佐々木克 2004, p. 43.
  57. ^ 佐々木克 2004, p. 85-86.
  58. ^ 佐々木克 2004, p. 99.
  59. ^ 佐々木克 2004, p. 171-172.
  60. ^ 『維新英雄詩人伝』
  61. ^ 『棋界秘話』
  62. ^ 『中江兆民全集』
  63. ^ 『維新雑史考』P60
  64. ^ 『実験論語処世談』10. 器ならざりし大久保利通
  65. ^ 『実験論語処世談』14. 木戸先生と大久保卿
  66. ^ 『雨夜譚会談話筆記』
  67. ^ 『生きている歴史』P85
  68. ^ 『小野梓全集』
  69. ^ 『近世偉人百話[正編]』
  70. ^ 『日本の有名一族―近代エスタブリッシュメントの系図集』小谷野敦 (幻冬舎新書) p14
  71. ^ 故大久保の愛妾男子を出生『新聞集成明治編年史. 第三卷』新聞集成明治編年史編纂会 編 (林泉社, 1940) p468
  72. ^ 植村花菜のルーツは大久保利通!祖母の故郷で知る”. スポニチAnnex. 2015年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月10日閲覧。



大久保利通(おおくぼ としみち)

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SIDOOH/士道」の記事における「大久保利通(おおくぼ としみち)」の解説

薩摩藩士。西郷流刑中に密かに会いに来た。

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大久保利通

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江戸もの」の記事における「大久保利通」の解説

松陰側近アジトにやってきた幕府軍を「猛者と言い西郷から「ボキャ貧」と突っ込まれる。

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大久保利通

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翔ぶが如く」の記事における「大久保利通」の解説

参議内務卿征韓論戦乱の元と見なし太政官死守するため権謀駆使してこれを食い止めた。自ら内務省設立してその代表となり、数々政策打ち出して日本近代化努めた。しかしそれは封建制崩壊させ、また士族という旧特権階級既得権全て剥奪することを意味しこのため全国不平士族怨恨一身に受ける存在となる。冷徹余計な言葉言わない寡黙な人物として描かれているが、同時に私欲のない公平で真面目な人物として描かれている。西郷対す友情は非常に厚く大久保もまた西郷以外に自分を最も良く知る人物はないとしている。

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大久保利通(おおくぼ としみち)

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新選組藤堂平助」の記事における「大久保利通(おおくぼ としみち)」の解説

薩摩藩士。朝廷との接触を図る伊東手助けをする。

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大久保利通(鹿児島)

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桃太郎電鉄2010 戦国・維新のヒーロー大集合!の巻」の記事における「大久保利通(鹿児島)」の解説

独占しばらくしてから登場することがある

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