国語研報告No.1(1950)
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「八丈方言関連の文献一覧」の記事における「国語研報告No.1(1950)」の解説
八丈島の古文献 ???(1335-1653)『八丈島年代記』;『八丈実記』原本巻5所収。 ???(1660-1718)『八丈島日記並に日記』;『八丈実記』原本巻5所収。語彙が載る可能性あり。 ???(1604-1782)『八丈島年暦抜書』;『八丈実記』原本巻5所収。 高橋與一(1802)「八丈島語集」『園翁交語』 ???(1749)『寛延二己巳年尋問請書』;『八丈実記』原本巻5所収。 江川太郎左衛門(1774)『伊豆國附島々様子大概書』;『八丈実記』原本巻5所収。 ???(1777)『安永六酉年被指遣候御北條目御請書』 三浦浄心(1565-1644)「八丈島へ渡海の事」「江雪入道一興の事付男女別の事」『北條五代記』巻5;仮名草子集成 第62巻所収。 池則満(1745-1746)『八丈島漂渡記』;土佐國群書類従巻78所収。 佐藤行信(1781-1788)『伊豆海島風土記』 秋山章(1791)『南方海島志』 應齋(1796)『七島日記』 古河正辰(1797)『八丈島筆記』内閣文庫 滝沢馬琴(1805-1811)『椿説弓張月』 ???(?)『八丈島物語』 大田南畝(1779-1820)「八丈島方言」「八丈島俗通志」『一話一言』 三島正英(1801)『伊豆七島風土細覧』 松田兵右衛門(1804-1817)『八丈島流人之咄』 大原正矩(1811)『八丈志』 ???(1831-1847)『三宅島新島八丈島三ヶ島刑法大秘鑑』 鶴窓帰山(1848)『やたけの寝覺草』 ???(1830-1859)『流人在命帳』 ???(1606-1871)『流罪人明細帳』 近藤富蔵(1861)『八丈島年表』 近藤富蔵(1855)『八丈實記』 文献目録(「語い集」に語彙が採録されたもの) ???(1335-1653)『八丈島年代記』 ---- 『八丈島小島青ヶ島年代記』は『八丈島年代記』ほか諸種の年表を集めて作成された。 池則満(1745-1746)『八丈島漂流記』 ---- 八丈島漂渡記の誤り。 佐藤行信(1782)『海島風土記』;約80の語彙がある。 佐藤行信(1781-1788)『伊豆海島風土記』;『海島風土記』と同じ語彙。 ???(?)『沖の小島記』;『海島風土記』と同じ語彙。 秋山章(1901)『伊豆七島志』;『南方海島志』(1791)を補修したもの。 應齋(1929)『伊豆七島日記』;『七島日記』の一種。元の版本は1824年。書かれたのは1796年。 應齋(1929)『巡島日記抄』;『七島日記』の一種。元の版本は1824年。書かれたのは1796年。 ???(?)『八丈島記』;『七島日記』の一種。付け足された巻末部分の著者不明。 古河正辰(1797)『八丈島筆記』;約30の語彙がある。 高橋與一(1802)「八丈島語集」『園翁交語』;約200の語彙がある。 松田兵右衛門(1804-1817)『八丈島流人之咄』;山下平六の話を松田兵右衛門が聞き書きしたもの。 大原正矩(1811)『八丈志』;63の語彙がある。 大原正矩(1811)八丈誌;『八丈志』と同内容か。 服部義高(1811)『八丈裁衣織』 大田南畝(1779-1820)「八丈島方言」「八丈島俗通志」『一話一言』;約210の語彙がある。これを元に語彙調査が実施され、国語研(1950)pp.218-260にその結果が記載されている。 近藤富蔵(1855)『八丈實記』;300余の語彙がある。 ???(?)『八丈島物語』;約80の語彙があるが他書からの拾い集めにすぎない。 鶴窓帰山(1848)『八丈の寝覺草』;約80の語彙と文例がある。 ???(?)『八丈四島日記「海島志」抄』;約40の語彙がある。 ???(?)『八丈島全圖眞寫』 F. V. Dickens & E. Satow(1878)「Notes of Visit to Hachijo in 1878. -Dialect.」;音韻、文法、語彙を論じている。 保科孝一(1900)「八丈島方言」;音韻、文法、語彙を論じ、文例を示している。 八丈島教育会編(1909)『音韻取調書』;仮名書。村別に音韻を論じている。 八丈島教育会編(1909)『口語取調書』;仮名書。村の違いは特に記していない。 島教育会(1911)「八丈島方言」 薄恕一・靑木秀虎(1914)『八丈ヶ嶋』;約70の語彙がある。 大脇繁吉(1921)『八丈島仙郷誌』;約135の語彙がある。 大脇繁吉(1928)『八丈島仙郷誌』;改訂版。 田村栄太郎(1928)「八丈島方言上」;仮名書。100以上の語彙がある。村別に音韻を論じている。 望月誼三(1930)「八丈島方言の研究」;741の語彙がある。村別に音韻、語法を論じている。 丸尾芳男(1931)「八丈島方言-中之郷村方言集-」;約800の語彙と60の文例がある。 松本茂雄(1931)『八丈島方言』 吉田貫三(1932)『八丈島方言と八丈節』;84の語彙と12の文例がある。 本山桂川(1933)「八丈島に於ける村別方言異同に關する二三の報告」;語彙を論じている。 菊池治可編(1933)『八丈島方言集』 本山桂川(1934)『海島民俗誌伊豆諸島篇』;本山(1933)に若干の付加。 橘正一(1934)『本州東部の方言』;音韻、文法を論じている。 金原田八郎(1934)『八丈島物語』第1輯 籾山德太郎(1934)『伊豆七島八丈島動物方言』;動物語彙が載る。 橘正一(1936)「八丈島方言の系統」;系統を論じている。 國井末吉編(1936)『八丈之現勢上巻』;54の語彙と4の文例がある。 宮本馨太郎(1926)『八丈島三ツ根方言集』;仮名書。200以上の語彙と6の方言歌謡がある。 永久保満(1927)『趣味の東京府八丈島誌』;約150の語彙がある。 平山輝男(1941)「言語島八丈島と黒潮」;無型アクセントについて論じている。 金田一春彦(1943)「伊豆諸島の音韻とアクセントところどころ」;語彙が載る。 北條忠雄(1948)「八丈島方言の研究」;系統を論じている。
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