国語総合(過去は、国語I・国語II)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 14:10 UTC 版)
「国語 (教科)」の記事における「国語総合(過去は、国語I・国語II)」の解説
国語は大学入試センター試験の受験教科でもある。「国語総合」は高等学校学習指導要領で定められていた国語の科目の一つである。2012年(平成24年)以降に入学した場合の学習指導要領では、すべての高等学校において必ず履修する必履修科目(必修科目)と位置付けられている。以前の「国語I」と比較すると「話すこと・聞くこと」および「書くこと」をより重視する内容である。 なお、1994年(平成6年)〜2002年(平成14年)に入学した場合の学習指導要領では「国語I」と「国語II」はともに高等学校学習指導要領で定められていた国語の科目の一つであり、このうち「国語I」についてはすべての高等学校において必ず履修する必履修科目(必修科目)と位置付けられていた。また、大学入試センター試験では「国語I」または「国語I・国語II」の2つの試験があり受験生が選択して受験していたが、国語という教科で同じような構成の試験を2つ行うことに批判の声もあった。なお、受験者は圧倒的に「国語I・国語II」が多かった(現在は「国語」に統合されている)。 学校によっては国語総合のうち、現代文を国語総合イ(国語総合A)、古典を国語総合ロ(国語総合B)などと分け、複数教員が担当することもある(名古屋市立の高等学校など)。
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