名護市長選挙とは? わかりやすく解説

名護市長選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 20:44 UTC 版)

稲嶺進」の記事における「名護市長選挙」の解説

2010年名護市長選挙 2009年平成21年)の政権交代により誕生した民社国連立政権鳩山由紀夫内閣は、沖縄県宜野湾市普天間飛行場代替施設移設問題では県外国外移設主張し民主党第45回衆議院議員総選挙マニフェストでも普天間飛行場県外国外移設掲げていた。しかし、代替施設建設先が決められないまま名護市長選挙を迎え民主共産社民国民新・そうぞう沖縄社会大衆6党は名護市辺野古への移設反対する前名護市教育長稲嶺擁立1月24日行われた市長選稲嶺辺野古への移設容認する姿勢示していた現職島袋吉和自民党公明党推薦は受けなかった)を破り初当選した。 稲嶺当選後会見で、「私は辺野古の海に基地を造らせないとの公約信念をもって貫いていきたい」と発言した1996年平成8年)に、同市辺野古が、普天間基地移設先に浮上して以来稲嶺は初の移設反対派市長である。 しかし、鳩山2010年平成22年5月28日日米政府普天間移設に関する共同声明正式に発表し移設先を同市のキャンプ・シュワブ辺野古地区とこれに隣接する水域とした。これに反発する稲嶺支援するため「久辺3区 稲嶺進支える会」が設立され地元合意を得るのは困難になるという声が出ている。辺野古への移設決定した日米共同声明発表沖縄県知事仲井眞弘多稲嶺不快感表明した。 ※当日有権者数:44,896最終投票率:76.96%(前回比:+1.98pts) 候補者年齢所属党派新旧得票数得票率推薦支持稲嶺進 64 無所属17,950票 52.31% (推薦民主党共産党社民党国民新党沖縄社会大衆党政党そうぞう 島袋吉和 63 無所属16,362票 47.69% 2014年名護市長選挙 2013年平成25年12月27日沖縄県知事仲井眞弘多普天間飛行場移設先である名護市辺野古の、政府埋め立て申請承認する意向表明。さらに仲井眞は、翌年1月の名護市長選挙において辺野古への移設推進掲げ末松文信(元沖縄県議会議員名護市副市長)への支持表明した。これに対し稲嶺は、2010年市長選引き続き辺野古への移設反対表明し沖縄社会大衆党日本共産党社会民主党生活の党推薦を受け、再選目指し出馬1月19日投開票の名護市長選挙において、自民党推薦末松文信を4千票超の差で破り再選。 ※当日有権者数:46,582最終投票率:76.71%(前回比:-0.25pts) 候補者年齢所属党派新旧得票数得票率推薦支持稲嶺進 68 無所属19,839票 55.85% (推薦共産党生活の党社民党沖縄社会大衆党 末松文信 65 無所属15,684票 44.15% (推薦自由民主党 2018年名護市長選挙 詳細は「2018年名護市長選挙」を参照 2018年平成30年)の任期満了に伴う名護市長選挙は、沖縄県宜野湾市普天間飛行場辺野古移設着実に進めたい安倍政権と、反基地を貫く翁長知事率いオール沖縄勢力との「代理戦争」として位置づけられ、同年秋に控え沖縄県知事選前哨戦として両陣営国政選挙並み総力戦展開し全国的に高い注目集めた現職稲嶺2010年2014年市長選引き続き辺野古への移設反対表明し社民党日本共産党自由党沖縄社会大衆党民進党立憲民主党推薦を受け、再選目指し出馬したが、新人渡具知武豊得票率9.2%の大差つけられ落選。 ※当日有権者数:49,372最終投票率:76.92%(前回比:+0.21pts) 候補者年齢所属党派新旧得票数得票率推薦支持渡具知武豊 56 無所属20,389票 54.6% 自由民主党公明党日本維新の会 稲嶺進 72 無所属16,931票 45.4% (推薦社民党共産党自由党沖縄社会大衆党民進党支持立憲民主党

※この「名護市長選挙」の解説は、「稲嶺進」の解説の一部です。
「名護市長選挙」を含む「稲嶺進」の記事については、「稲嶺進」の概要を参照ください。

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