辺野古案反対派の選挙における躍進
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「普天間基地移設問題」の記事における「辺野古案反対派の選挙における躍進」の解説
2008年6月の沖縄県議会議員選挙では、辺野古案に反対を公約とする候補が県議会議席過半数を占め、同7月の県議会で辺野古案に反対する内容の決議がなされた。ただし、同決議は全会一致ではなく賛成多数だった(県政野党の多数による)ため、国政への影響は小さいものとされた。 2009年8月の第45回衆議院議員総選挙でも、沖縄県では、民主党、社会民主党、国民新党の国政野党(当時)が県外・国外移設を掲げ、県内の全選挙区において辺野古案に反対する議員が当選する一方、辺野古案を容認する候補者(自由民主党、公明党)は全員落選し、辺野古案に理解を示す沖縄県選出国会議員は2010年7月に任期切れで選挙を迎える自民党の島尻安伊子参議院議員1人だけとなった。 2010年1月24日の名護市長選挙では、辺野古移設反対派が推す稲嶺進(鳩山政権の連立与党および日本共産党、沖縄社会大衆党、政党そうぞう推薦)が、移設容認派で現職の島袋吉和(自民党、公明党推薦)を破り、初当選した。2010年9月12日に行われた名護市議会議員選挙では、辺野古移設に反対する稲嶺市長派の議員が過半数を獲得した。
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