同コンセプトの他社製品とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 同コンセプトの他社製品の意味・解説 

同コンセプトの他社製品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/09 23:51 UTC 版)

i-RAM」の記事における「同コンセプトの他社製品」の解説

Cバス時代のRAMディスク 1980年代後半から90年代はじめにかけて、日本ではPC-9800シリーズ拡張スロットCバス)に増設するバンク切り換えメモリ用いたRAMディスク広く用いられていたが、その中にはACアダプタバッテリ搭載してデータ保持する製品や、専用BIOS実装して起動ディスクとして使用できる製品いくつか存在した。これらはHDDそのもの普及する以前HDD代替品という意味合いの強いものであったが、HDDよりも高速動作したその後HDD普及するWindows普及とともにマザーボード専用ソケット直接増設する揮発性プロテクトメモリPC用メモリ主流になり、RAMディスクより少なメモリでディスクパフォーマンスの得られるディスクキャッシュが主に使われるようになっていった。 ヤノ電器YR833 i-RAM発売以前には、1998年3月ヤノ電器発売した8つDIMMスロット(256MB×8=2GBまで)を持つPCI接続RAMディスクボードYR833があった(現在は生産停止)。Windows NT4.0一部Power MacintoshPower Macのみに対応しており、DRAM高価だったことから一般PC市場での馴染み薄かった玄人志向の試作品 その後Windowsバージョンとともに大容量化して重くなっていったことと、それに伴ってメモリ買い換えて古いメモリ余らせる機会多くなったことで、昔を知るユーザーの中からは余ったメモリモジュール流用してHDD代替とするRAMディスク製品要望高まっていった。そのようなユーザー要望求めBBS開設していた玄人志向からは、2002年イベントIDE接続168ピンDIMM用いi-RAMと同コンセプトPCI接続RAMディスク製品開発している旨が発表された。その後i-RAM BOXのような5インチベイ型の製品試作されたが、製品化はされなかった。2009年現在玄人志向後述のANS-9010/9010B相当品であるKRSD-9010/D8およびKRSD-9010B/D6をOEM販売している。 ACARD ANS-9010シリーズ ACARD Technology2008年i-RAM BOXと同様コンセプト製品であるANS-9010シリーズ発売した使用するメモリDDR2。ANS-9010は8スロット最大32GBに対応。S-ATAコネクタを2端子持ちRAIDでの速度向上を図りやすい。ANS-9010BAはS-ATAコネクタが1端子削減されている。ANS-9010BはANS-9010Bからスロット数が6本、最大24GBに削減されている。ECCエミュレーション機能搭載コンパクトフラッシュ接続することでオンラインバックアップ可能などがi-RAM BOXとの相違点である。 AR'S Discar's(ディスカーズ) 一時期前述玄人志向の試作品同様にSDRAM6本を用いる5インチベイ内蔵型RAMDISK製品販売予定がアーズ(AR'S)株式会社からもアナウンスされていた。 Cenatek Rocket Drive シリーズ Cenatek(英語版)のRocket Driveシリーズは現在はCFSSD製品主流だが、PCI接続DIMM用い製品もあった。 来栖川 大容量SDRAM DIMM シリコンディスクボード 来栖電工製品にも「大容量SDRAM DIMM シリコンディスクボード」というラインナップがある。 各社シリコンディスクビルダー コンパクトフラッシュSDメモリなどを用いてSSD当のドライブ構築するいわゆるシリコンディスクビルダーもi-RAMと近い時期登場しており、「CFi-RAM」などと呼ばれることがあった。これらフラッシュメモリ不揮発性であることからデータ保持のために通電続ける必要が無い反面動作速度DRAMに劣る。HDD比較しても(シーク速いが)全体としては必ずしも高速ではない。そのためハードウエアRAIDによるストライピング標準構成になっていることが多い。またi-RAM比べて一般に小型であり、3.5インチHDDノート用の2.5インチHDDサイズに収まるものが多い。 一方RAID機能搭載しないで速度犠牲にし、主に静音目的としたメモリカード1枚もしくはマスター/スレーブ2枚用という安価な変換アダプタこの頃から広く出まわるようになった

※この「同コンセプトの他社製品」の解説は、「i-RAM」の解説の一部です。
「同コンセプトの他社製品」を含む「i-RAM」の記事については、「i-RAM」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「同コンセプトの他社製品」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「同コンセプトの他社製品」の関連用語

1
8% |||||

同コンセプトの他社製品のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



同コンセプトの他社製品のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのi-RAM (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS