Cバス時代のRAMディスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/09 23:51 UTC 版)
「i-RAM」の記事における「Cバス時代のRAMディスク」の解説
1980年代後半から90年代はじめにかけて、日本ではPC-9800シリーズの拡張スロット(Cバス)に増設するバンク切り換え式メモリを用いたRAMディスクが広く用いられていたが、その中にはACアダプタやバッテリを搭載してデータを保持する製品や、専用のBIOSを実装して起動ディスクとして使用できる製品もいくつか存在した。これらはHDDそのものが普及する以前のHDDの代替品という意味合いの強いものであったが、HDDよりも高速に動作した。その後はHDDが普及するとWindowsの普及とともにマザーボードの専用ソケットに直接増設する揮発性のプロテクトメモリがPC用メモリの主流になり、RAMディスクより少ないメモリでディスクパフォーマンスの得られるディスクキャッシュが主に使われるようになっていった。
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