参加国一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:50 UTC 版)
正規加盟国 中国 ロシア カザフスタン タジキスタン キルギス これら5国は原加盟国である。 ウズベキスタン 2001年に加盟。 インド 2005年にオブザーバー参加。2014年に加盟申請を行い、2015年に正式加盟が決定された。2017年に加盟手続きを完了した。 パキスタン 2005年にオブザーバー参加。2015年にインドとともに正式加盟が決定された。2017年に加盟手続きを完了した。 オブザーバー イラン 2005年にオブザーバー参加。国連の制裁が行われている状況下では正規加盟は許可されず、イラン核合意がなされてからはロシアと中国はイランの加盟を支持したものの、タジキスタンの反対で認められなかった。しかし、2021年9月のサミットで正式加盟が認められ、加盟手続きを開始することで加盟国は一致した。 モンゴル 2005年に参加。インド・パキスタン・イランに先駆けてオブザーバーの地位を獲得した。モンゴルのツァヒアギーン・エルベグドルジ大統領は永世中立国を目指していることからモンゴルは正規加盟に慎重とされたが、エルベグドルジから大統領を引き継いだハルトマーギーン・バトトルガは正規加盟を検討していると述べている。 ベラルーシ 2009年、エカテリンブルク・サミットで対話パートナー資格を獲得。加盟国ロシアとはロシア・ベラルーシ連盟国を形成して中国とも深い関係を構築しているが、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領と折り合いのよくないロシア政府は「ベラルーシは東欧の国であり、(アジアを基本としたSCOへの加盟申請は)議論が必要である」と正規加盟に慎重な態度を表明するも、2015年にオブザーバーに昇格。 アフガニスタン 先述の通りアメリカ政府との関係から正規参加はおろか、オブザーバーや対話パートナーすら却下されていた。しかし一方で地政学上は同盟の方向性に近く、復興援助という形で関与が行われていたが、2011年にロシア政府はオブザーバー・対話パートナー昇格への協力を表明し、2012年にオブザーバーとなった。一部では正規加盟すら議論に上がっている。 対話パートナー 2002年6月7日に決定されたSCO憲章第14条に基いて、2008年に拡大する新規加盟・オブザーバー申請国を受け入れる枠として設けられた。「SCO加盟国・オブザーバーと同じ目標と信念を共有するパートナーであり、対話を通じて協力体制を確立する事を望む国」と定義されている。 スリランカ 2009年、エカテリンブルク・サミットで対話パートナー資格を獲得。 トルコ 2012年に対話パートナー資格を獲得。全参加国の中で唯一のNATO加盟国である。2013年11月22日のロシア訪問と2015年7月31日の中国訪問でトルコの首相レジェップ・タイイップ・エルドアンは正規加盟を要請した。 アゼルバイジャン アルメニア カンボジア ネパール 対話パートナー参加予定国 エジプト カタール サウジアラビア 参加申請国 バングラデシュ モルディブ イスラエル シリア イラク バーレーン 客員参加 トルクメニスタン 独立国家共同体 東南アジア諸国連合
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