原作のみに登場する機関車
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「きかんしゃトーマス・汽車のえほんの登場キャラクター」の記事における「原作のみに登場する機関車」の解説
赤い機関車A (The First Red Engine) 「三だいの機関車」に登場。最初の挿絵では車庫に6台の機関車がおり、奥から3番目の赤いテンダー機関車。モデル機はLNER A1形。 赤い機関車B (The Second Red Engine) 「三だいの機関車」に登場。トンネルに引き籠ったヘンリーを押し出そうとした赤いテンダー機関車。モデルはランカシャー・アンド・ヨークシャー鉄道の28形。 青い機関車A (The Blue Tender Engine A) 「機関車トーマス」に登場。ゴードンと同型の青いテンダー機関車。モデル機はLNER A1形。 小さな青いタンク機関車 (The Little Blue Tank Engine) 原作第3巻「赤い機関車ジェームス」に登場。入れ替え機不足になった為に借りて来たトーマスと同型の青いタンク機関車。 別の鉄道の機関車 (The Foreign Engine / Big City Engine) 「八だいの機関車」に登場。イギリス国鉄のテンダー機関車。マードックのような形で車体の色は緑。ゴードンとダックとロンドンの駅について口論する。その後事故を起こして脱線してしまう。モデルはロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道の「パトリオット級」。 ジンティーとパグ (Jinty and Pug) 原作第12巻「八だいの機関車」に登場。イギリス国鉄のタンク機関車。ジンティーはトーマス、パグはパーシーによく似た外見だが、色は黒。またパグという名は入れ替え用小型タンク機関車の通称である。トーマス達の代わりに仕事をしに来た7台の内の2台で、パーシーとは顔馴染み。 ブルーベルとプリムローズ (Bluebell and Primrose) 原作第18巻「がんばりやの機関車」に登場。ステップニーと同じ鉄道出身の双子のタンク機関車。いずれも顔は付いていない。 ゴードンの兄弟 (Gordon's Brothers) 原作第23巻「機関車のぼうけん」に登場。フライング・スコッツマンを残してすべてスクラップにされた。レンバーク (Lemberg)や、プリティー・ポリー (Pretty Polly)を含め79台いた。 トビーの兄弟 (Toby's Brothers) 原作第32巻「Toby, Trucks and Trouble」に登場。トビーがイギリス本土の路面鉄道にいた時、一緒に働いていた兄弟。 ウィルバート (Wilbert) 原作第38巻「Wilbert the Forest Engine」に登場。車体色は青。名前はウィルバート・オードリー牧師から。温厚な性格で機転が利き、皆から親しまれている。 元々ダックの支線でダックとオリバーを手伝うはずだったが、パーシーの事故をきっかけにトーマスの支線に回された。 シックスティーン (Sixteen) ウィルバートの昔話に出てきた彼と同型のタンク機関車。車体色は茶色。製鉄所で働いていた。土手から転がり落ちて修理されずに放置されていたが、保存クラブによって救われ、現在はイギリスのどこかで働いている。 アルバート (Albert) ファーネス鉄道で働いていたタンク機関車。紳士的で礼儀正しいがトーマスのように生意気な傾向があり、それが災いして雪崩に飲み込まれたことがある。現在の消息は不明。原作第41巻「Thomas and Victoria」でビクトリアの回想にのみ登場。 1020号 元ロンドン&ノース・イースタン鉄道のテンダー機関車。老朽化がひどく、蒸気漏れに悩まされていた。原作第32巻「Toby, Trucks and Trouble」に登場。 アルフレッドとジュディ(Alfred and Judy) 原作第33巻「Thomas and the Twins」の著者メッセージに登場する実在の機関車。同型機のビルとベンとは双子で、彼らのモデルになった機関車である。 イギリス国立鉄道博物館の機関車達 イギリス国立鉄道博物館に収蔵されている実在の蒸気機関車たち。ロケット (Rocket)、アイアンデューク (Iron Duke)、ボックスヒル (Boxhill)、グリーンアロー (Green Allow)、ダッチェス・オブ・ハミルトン (Duchess of Hamilton)が登場している。原作35巻「Thomas and the Great Railway Show」に登場。 マラード (Mallard) 原作第35巻「Thomas and the Great Railway Show」に登場。イギリス国立鉄道博物館に収蔵されている実在する青いテンダー機関車。ナイジェル・グレスリー氏が威信をかけ、設計に改良を加えたクラスA4の1台。空気ブレーキのテストの走行時、最高速度126マイル(約203km)を記録し、ギネス記録を持っている。ボディの横にはそれを祝したプレートが取り付けられている。TV版では登場しないが、彼と同型のスペンサーが登場している。 ブルーベル鉄道の機関車達 ブルーベル鉄道で動態保存されている実在の蒸気機関車たち。アダムズ (Adams)、クロムフォード (Cromford)、キャプテン・バックスター (Captain Baxter)が登場している。いずれも顔は付いていない。 87546号と98462号 原作第1巻「三だいの機関車」の最初の挿絵にのみ登場する。挿絵では車庫に6台の機関車がおり、奥から2番目と4番目の青いテンダー機関車。 あくまでモブの機関車で、本文中にも形式を特定する記述は無い。それ以降全く登場しないためどうなったのか読者に尋ねられた筆者が、生意気で行儀が悪いため他の鉄道に売却されてしまったと返答している。
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