第1巻「三だいの機関車」とは? わかりやすく解説

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第1巻「三だいの機関車」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 05:21 UTC 版)

汽車のえほん」の記事における「第1巻「三だいの機関車」」の解説

三だいの機関車」を参照 1942年ウィルバート・オードリー牧師は、息子クリストファーがはしかにかかっていたとき、ある機関車物語の詩を語り聞かせたその内、特にクリストファー好きだった詩は次のようなものであるEarly in the morning, Down at the station, All the little engines Standing in a row. Along comes the driver, Pulls a little lever Puff puff, chuff chuff, Off we go! クリストファーはその詩の細部についてオードリー質問しオードリーはその答え最初短編エドワードのたのしい一日」の創造つなげていった。 続いてエドワードに関する別の物語いばりんぼうゴードン」を創作した。この物語には、当時クリストファーと同じ道路住んでいた、かなりわがままな子供にちなん命名した大きな機関車ゴードン登場エドワードとともに活躍した。そして第3話「なさけないヘンリー」は、次の五行俗謡から創作された。 Once an engine attached to a train Was afraid of a few drops of rain. It went into a tunnel And squeaked through its funnel And never came out again. これは19世紀イギリスのある鉄道アメリカ製機関車トンネル内で故障しそのまま放置されたという出来事由来したのである。この物語には「ふとっちょの重役」が初め登場したオードリーは妻マーガレット薦められ1943年児童図書出版社のエドモンド・ウォード社に出版持ち込んだ出版社ヘンリー救出する4番目の話を書くようにアドバイスしたのに加えオードリーが3両の機関車が同じ鉄道会社働いているのを意図していなかったのを「ふとっちょの重役」の鉄道会社でひとつの舞台にまとめるようにも促した。これに対してオードリーは「なかよしになった三だい」という話で要求応じヘンリー救出し復権させ、3台が仲良くなる物語創作した。こうして第1巻「三だいの機関車」がウィリアム・ミドルトン (William Middleton) の挿絵1945年出版された。ミドルトン挿絵機関車描写稚拙で、オードリーは非常に不満を抱いていた。

※この「第1巻「三だいの機関車」」の解説は、「汽車のえほん」の解説の一部です。
「第1巻「三だいの機関車」」を含む「汽車のえほん」の記事については、「汽車のえほん」の概要を参照ください。

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