原作のみのゲストキャラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 11:39 UTC 版)
「サイボーグ009の登場人物」の記事における「原作のみのゲストキャラ」の解説
順番は、石ノ森章太郎デジタル大全の収録順。 綾子については、#001の関係者を参照。 香嶋奈々については、#004の関係者を参照。 尾形梨江子については、#007の関係者を参照。 栗島安奈については、#『極北の幽霊編』を参照。 『ローレライの歌編』のゲストキャラ 『ローレライの歌編』は、石ノ森章太郎デジタル大全10巻収録。このエピソードは2020年現在、アニメ化されていないため、このストーリーで登場するキャラクターは全員、アニメ未登場。シモーヌ・ローレライ ローレライ近辺の村に住んでいたが、母と祖母を魔女狩りで失い、自身もその際に村人から受けた投石で右目を潰され、失明している。その後はA国に渡り、軍事研究所で超音波兵器の研究をする物理学者となるが、半年前に娘のロミイと失踪。故郷の村に戻り、超音波兵器を使って村人たちへの復讐を行なっていた。 ロミイ・ローレライ シモーヌの娘。母とは反対に良識的であり、憎しみに囚われる母に心を痛めて復讐をやめるように説得するもその憎しみを消すことはできなかった。母が自爆装置を押した後は009に逃げるように促して母を殺害し、自分も後追い自殺をする。 『裸足のザンジバル編』のゲストキャラ 『裸足のザンジバル編』は、石ノ森章太郎デジタル大全21巻収録。このエピソードは2020年現在、アニメ化されていないため、このストーリーで登場するキャラクターは全員、アニメ未登場。ザンジバル ただし内容は、オリンピックがスポーツの祭典か国家間の代理戦争に過ぎないのか討論する仲間達に対して008=ピュンマが、選手によっては自分との戦いでもあるという例として語る「劇中劇」であるため、実在の人物かは不明。 アフリカのウフル共和国(架空の国家)がまだ白人に牛耳られていた頃、彼らは図に乗って黒人を狐に見立てて追い回す「狐狩り」を始めた。足の速い黒人少年ザンジバルは家族を養うために「狐」役を務め重宝されるが、そのせいで黒人たちの独立勢力に目をつけられてしまう。独立勢力の一員でザンジバルの親友ジャッカルは、「そんな屈辱的なまねはやめろ。黒人なら誇りを持って戦え」と刃物まで持ち出して制止するが、ザンジバルは「俺は流血沙汰は嫌いだ。俺は俺のやり方で戦う」と譲らなかった。 やがて独立紛争が起き、ジャッカルは誇りに殉じて白人たちと相打ちになってしまう。しかし、ザンジバルは白人の国で開催されるオリンピックに出場すると、自分のやり方(マラソン)で世界新記録を樹立し優勝。金メダルを獲得し白人たちから無血勝利を得る。 本話は元々少年チャレンジの名物企画たる巻末100ページ読切連作の一編で単体の作品であったが、単行本収録の際冒頭に前述の五輪問答を加筆して009シリーズに組み込まれたという経緯を持つ。 『イシュタルの竜(シルシュ)編』のゲストキャラ 『イシュタルの竜(シルシュ)編』は、石ノ森章太郎デジタル大全22巻収録。このエピソードは2020年現在、アニメ化されていないため、このストーリーで登場するキャラクターは全員、アニメ未登場。イシュタル 突如中東に現れたバベルの塔に住む美女で、002=ジェットと心を通わせる。正体はギルガメシュの作り上げたクローン人間。 エンキドゥ イシュタルと共にバベルの塔に住む青年。イシュタルに好意を抱いており、ジェットを敵視する。目を合わせた相手を催眠にかける能力を持ち、手にした杖は先端からビームを発射する。彼もギルガメシュの作ったクローン人間であり、同じ姿のクローンが何人も存在する。 ギルガメシュ 元イラクの首相にして、遺伝子工学を専門とする科学者。石油をイラクに独占させ、バビロニア王国を現代に復活させるべく優れた遺伝子工学技術を持った古代シュメール人の知識を用い、イシュタルたちを初めとするクローン人間やメソポタミア神話に登場する怪物たちを作り上げ、新たに自身が作り上げたバベルの塔を守護させると共に破壊活動を行わせていた。
※この「原作のみのゲストキャラ」の解説は、「サイボーグ009の登場人物」の解説の一部です。
「原作のみのゲストキャラ」を含む「サイボーグ009の登場人物」の記事については、「サイボーグ009の登場人物」の概要を参照ください。
- 原作のみのゲストキャラのページへのリンク