初代王者の認定
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「J-NETWORK」の記事における「初代王者の認定」の解説
J-NETWORKは設立後2年半の間、独自の王者を認定してなかった。しかし、2000年6月26日の興行「MAKING THE ROAD」で、J-NETWORKライト級初代王座決定トーナメント1回戦を西山誠人(同級4位)と横山潔昌(同級3位)の間で行った。試合は西山がカットによるストップで3R1:06KO勝ちし、初代王者決定戦に進出した。翌月31日の興行「SHANGURILA-2」でフェザー級とライト級で初代王者決定戦を行った。フェザー級では同級1位の増田博正が同級2位のアラビアン・ハセガワを5R2-1の判定で破り、ライト級では同級2位の西山誠人が1位の五十嵐ヨシユキを5R3-0の判定で破り、それぞれ初代王者になった。 スーパーライト級の初代王者決定戦は2002年10月25日の「J-BLOODS IV」で行なわれた。蔵満誠(同級1位)が黒田英雄(同級2位)を5R3-0の判定で下し初代王者になった。 ウェルター級の初代王者決定戦は2003年7月21日の「duel in mid summer」で行なわれた。SHINが黒田英雄を右ハイキックで3R0:46KO勝ちし、初代王者になった。
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初代王者の認定
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同年9月14日に、カリフォルニア州のロサンゼルス・スポーツアリーナにて、最初の世界王者決定トーナメント「WORLD PROFESSIONAL KARATE CHAMPIONSHIPS 1974」を開催した。この大会はABCによってテレビ放映され、格闘技とは無関係のメディアにも取り上げられた。興行収入は5万ドルに上った。14人が参加し、4階級で初代世界王者が決まった。ライト級イザイナス・ドゥエナス、ミドル級ビル・ウォレス、ライトヘビー級ジェフ・スミス、ヘビー級ジョー・ルイスの4人である。なお、メキシコ人のドゥェナスを除き、残り3人は全員アメリカ人である。優勝者全員には、それぞれ3000ドルの優勝賞金が支払われた。なお、高い興行収入を上げたにもかかわらず、アンダーソンはこの興行で6万ドルを損失し、タネンバーンは興行の権利をABCに売却した。また、伝統的な武道団体からは、こうしたショー的な空手に非難の声があがった。フルコンタクトを推進していたのは、主にルイスのように沖縄で防具着用の組手を経験した空手家が多く、寸止めを提唱していた日本本土の空手や韓国のテコンドーを経験したものからはフルコンタクトに対する不快感が少なからずあったようだが、これらの流派においても新しい世代の修行者たちは、そういった偏見を持つ事無く、フルコンタクトに参加していった。 ジョー・ルイスが始めた1970年の頃と異なるのは、この当時、フルコンタクト空手にボクシングを導入するという概念が関係者の中には希薄だったことである。ルイスの師であったブルース・リーはボクシングのハンドテクニックが最高であると強く信じていたが、PKAの関係者はなるべく空手の手技を使用できるようにと、1973年にアメリカのテコンドー界の父と呼ばれるジューン・リーが発明したウレタン樹脂性のプロテクターを手、脛、足首における着用を義務づけた。手のグローブの方は、手刀や背刀など空手の手技が使えただけでなく、掴んで投げるということもできたが(後に投げ技は禁止された)、フルコンタクトで使うには耐久力が低かった事と、指先が出ているので、対戦相手の目に入ったり(実際、網膜剥離の事故があった)と問題が指摘されるようになり、ボクシング・グローブ着用に変更された。この事により、フルコンタクト空手はボクシングの手技に空手の蹴り技(腰より上のみの蹴りで、足払いはプロテクションのかかっている足首の部分のみ有効)で構成された競技として確立していく事になる。ただし、伝統的な空手の手技として回転裏拳打ちは、そのまま採用された。 初代王者が決定すると、翌年5月3日にアトランタでミドル級王座の初防衛戦がコーリーがプロモートしていた空手大会、「THE BATTLE OF ATLANTA」のアトラクションとして開催された。試合はウォレスがジョー・コーリーを下し、初防衛に成功した。この頃には世界ランキングが10位まで制定されていた。王座は空位ながらスーパーライト級も新設された。
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